内容説明
病院に行くと、めんどうくさいことがたくさんあります。それは、病院が複雑な構造やしくみの下に運営されているからです。そして、医療に関する法律や医療政策によって、厳しく複雑なかたちで規制されているからなのです。医療行為は、言うまでもなく人の命を扱っています。そんなデリケートな行為であるがゆえに、厳密に行なうべきことや制限されることが多くあるのです。本書は、病院に関する「めんどうくさい」しくみや決まりごとなどについて、疑問にお答えする形式をとりながら、説明をしていきます。
目次
第1章 医者の給与はどのくらい?―病院に関する素朴な疑問(病院にはどんな種類があるのですか?;病院ではどんな人たちが働いているのですか? ほか)
第2章 病院は患者を早く退院させたがっている?―病院のしくみと裏側に関する疑問(診療はどういう手順で行なわれるのですか?;病院のベッドはどんな種類があるのですか? ほか)
第3章 病院がつぶれたら患者はどうなる?―病院経営に関する疑問(病院の経営は誰がしているのですか?;医療法人とは何ですか? ほか)
第4章 治療費を払わなかったらどうなる?―医療費と医療制度に関する疑問(医療業界に関する法律にはどんなものがありますか?;「日本の医療制度は優れている」と聞いたのですが、ほんとうですか? ほか)
第5章 最近の病院はカタカナ語が多い?―医療業界の新しい動きに関する疑問(最近よく聞く「混合診療」について教えてください;治験に参加したいのですが、どうすればいいのですか? ほか)
著者等紹介
木村憲洋[キムラノリヒロ]
1971年栃木県足利市生まれ。94年武蔵工業大学(現・東京都市大学)工学部機械工学科卒業後、神尾記念病院などを経て、高崎健康福祉大学健康福祉学部医療情報学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cambel
kotte
三井剛一
くまクマ
MasakiZACKY