光文社新書<br> 東京スカイツリー論

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光文社新書
東京スカイツリー論

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  • サイズ 新書判/ページ数 361p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334036867
  • NDC分類 526.9
  • Cコード C0234

内容説明

ツリー開業とともに、新しい都市論が生まれた。

目次

序章 坂の上のスカイツリー
第1章 インフラ編―東京スカイツリーに背負わされたもの
第2章 タワー編―世界タワー史のなかのスカイツリー
第3章 タウン編―都市と日本史を駆動する「Rising East」
第4章 コミュニケーション編―地元ムーブメントはいかにスカイツリーを“拡張”したか
第5章 ビジョン編―スカイツリーから構想する“拡張近代”の暁

著者等紹介

中川大地[ナカガワダイチ]
文筆家/編集者。1974年、墨田区向島生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程単位取得後退学。アニメ、ゲーム等のサブカルチャーから、都市論、科学、思想史まで、虚構と現実を架橋する各種評論・ルポ・雑誌記事等を執筆。批評誌『PLANETS』(第二次惑星開発委員会)中核スタッフの一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうたらパンダ

2
スカイツリーについて何を語りたいのか、よくわからなかった。エッフェル塔や通天閣、秋葉原などさまざまなものとの対比が面白かった。2012/09/13

T-山岡

1
東京スカイツリーについての社会的、文化的な方面からの評論。建築論など、個人的に暗い方面はやや読むに厳しかったが、第3章以降の都市論的な章は興味深く読めた。中川さんもコミットしていた、業平橋駅の駅名存続に係るWeb署名のリンクをTwitterで拡散しまくっていたのも今は良き(?)思い出。2014/03/09

苦虫

1
文体が鼻に付くなぁと感じていたら、Web論壇界隈の人でした。ポストモダンとか言われるとなんか萎える。最終的にやたらSNSの話に飛んでったのも納得。地元住民がSNSを媒介に如何に繋がりスカイツリーへコミットしていこうとしたかが主な話。他にもタワーの公共性の歴史や電波の権利など色々ちらかってる。「Riring East/Respecting West」の概念は面白く、都市論パートはそこそこ楽しめた。「スカイツリーが出来て地元商店街がむしろ衰退した」と筆者がTVで言っていたので、同内容を期待してただけに残念。2014/03/26

Hiromu Yamazaki

1
東京スカイツリーを出発点とし、歴史・伝統、建築の構造、消費社会、Web2.0を題材として複合的に捉えたポスト3.11の新・東京論。「タワー的公共性」と「ショッピングモール的公共性」とが絡み合うこの巨大なランドマークが住民や社会を変えつつあるという点を住民運動に参加した筆者が実感を伴って語れているのが良いが、スピリチュアルな文体がたまに現れるのが難点。2013/05/12

mochizo

1
スカイツリー論というよりは東京下町論ですね。あと、多岐にわたり過ぎで読み疲れしました。作者のちょっとアンチな部分を抜いても「そんなにスカイツリー、下町から嫌われてないよね」と思ったのは私だけでしょうかね。2012/12/06

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