光文社新書<br> 円高の正体

電子版価格
¥628
  • 電書あり

光文社新書
円高の正体

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334036621
  • NDC分類 338.952
  • Cコード C0233

内容説明

日本経済を蝕む円高が止まらないのはなぜか?為替介入はなぜ効かないのか?為替を動かしているのは何か?日銀総裁は何を考えているのか?河上肇賞受賞のエコノミストが真相をやさしく解説。

目次

第1章 為替とは何か?
第2章 円高・円安とは何か?
第3章 「良い円高」論のウソ
第4章 為替レートはどのように動くのか?
第5章 為替レートは何が動かすのか?
第6章 円高の正体、そしてデフレの“真の”正体

著者等紹介

安達誠司[アダチセイジ]
1965年生まれ。東京大学経済学部卒業。大和総研経済調査部、富士投信投資顧問、クレディスイスファーストボストン証券会社経済調査部等を経て、ドイツ証券会社経済調査部シニアエコノミスト。著書に『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社、2004年。日経・経済図書文化賞受賞)、『脱デフレの歴史分析「政策レジーム」転換でたどる近代日本』(藤原書店、2006年。河上肇賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

48
円高・円安とは何かという超基本的な質問から徐々にレベルを上げていくやり方は良い本だと思った。2016/03/18

月讀命

31
日本経済を蝕む円高が止まらないのは何故か?為替介入は何故効かないのか?為替を動かしているのは何か?日銀総裁は何を考えているのか?「良い円高」などない!現代の日本にとって、円高は明確に“悪”です。その意味では、「良い円高」などありません。「円高は悪い事だ」と言うと、「確かに円高は輸出産業にとっては悪いことかもしれないが、輸入産業にとっては良いことなので、良いとも悪いとも言えない」と反論する人がいます。為替にまつわるエトセトラについて、初歩から教えてくれるので良い本であると思う。2012/09/20

えちぜんや よーた

25
円高・ドル安…円の増価・ドルの減価→円建て為替レートの上昇 円安・ドル高…円の減価・ドルの増価→円建て為替レートの下落 円高というと、他国の通貨に対して、通貨価値は高まります。 「円高ドル安」の場合、表現として、1ドル当たりの円の数値は小さくなり、 増価とか為替レートの上昇、と言われることになります。 最初は、「円の数値が小さくなって、為替レートの上昇と言うのは、 日本語の表記がおかしいのとちゃうん?」と、どシロウト丸出しの勘違いをしてました(笑)2012/11/30

メタボン

11
☆☆☆★ 非常にわかりやすく円高の仕組みについて解説しており、1ドル100円前後を推移している現在のマーケット環境においてはなおのこと腑に落ちる論説が展開されている。銀行の日銀当座預金を控除した修正ソロスチャートは秀逸だった。2013/07/13

しろくまZ

7
修正ソロスチャートと予想インフレ率との関係説明は、「目から鱗」でした。なるほどねえ。2016/05/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4558844
  • ご注意事項