光文社新書<br> エリック・クラプトン

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光文社新書
エリック・クラプトン

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  • サイズ 新書判/ページ数 217,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334036553
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0273

内容説明

英国生まれの白人でありながらブルースを追い求め、またブルースと不可分の楽器であるギターを極めつつ、数多くの名作を残してきたエリック・クラプトン。その一方で彼は、薬物・アルコール依存、親友の妻への許されざる愛、幼い息子の死など、「サバイバー」と呼ばれるほど波瀾万丈の人生を送ってきた。アメリカを代表するブルースマン、ロバート・ジョンソンに、少年時代から強く刺激され、衝き動かされてきたと語るクラプトンだが、その創作意欲は、60代半ばを過ぎても衰える気配がない。長年にわたってクラプトンにインタビューを重ね、ブルースの聖地もくまなく歩いてきた著者が、彼の音楽世界とその魅力に迫る。

目次

第1章 クロスロード(1)幼少期から70年代初頭まで
第2章 クラプトンとブルース
第3章 クロスロード(2)70年代から現在まで
第4章 クラプトンの代表作
第5章 クラプトンとギター
第6章 オールド・フレンズ―友人・同志・ライバルたち

著者等紹介

大友博[オオトモヒロシ]
1953年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。音楽ライター。会社員、雑誌編集者をへて’84年からフリー。米英のロック、ブルース音楽を中心に執筆。海外でのアーティスト取材を多数行い、また「ベストヒットUSA」、「二人のTAKESHI」などテレビ番組の構成も手がける。クラプトンに関しては、’91年以来アルバムのライナー執筆を担当、インタビューを重ねてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

73
図書館本。YouTubeで音楽をかけながら読もうとして挫折。どうしても音楽の方に心を引っ張られてしまいます。それぐらい曲が魅力的なのですが、彼自身の人間性はよく分からなかったです。不遇の出生、クスリ、アルコール、横恋慕、うーんちょっと距離感のある書き方がまた愛着を感じにくい。ご本人存命中のせいで筆に遠慮があるのかな? しかし名曲「レイラ」のモデル 究極モテ女 パティ ボイド には俄然興味が湧きました!2019/03/29

マエダ

54
ちょっと聞いてみようかなとなる。2019/03/04

kawa

30
「ギターの神様」的捉え方をしていたクラプトン。正直、彼の良さが解らなかったのだけれど、こちらでそのような捉え方が不十分である指摘があって、改めて「ミー&Mr.ジョンソン」と「ビルグリム」を聴いてみた。なるほど…すごく良くて。前者は敬愛するブルースマン・ロバート・ジョンソンの曲を集めたもの、後者はクラプトン自身の人生をじっくりみつめて作られたもの。全く手触り感が違うアルバムなのだが、単なる凄腕ギタリスト、ヒットメーカーだけではない、等身大のミュージシャンの姿が浮かび上がってきてとっても楽しめた。2021/09/04

nao1

15
私はアルバムはクリームと、ブルースブレイカーズとアンプラグドしか聴いてないので(レイラなどのヒットした曲はもちろん知ってるけど!)その他の流れを整理したくて読みました。芸術家の域に達するミュージシャンは、周囲の影響がほんとうに大きい。吸収し、解釈し、表現し、変容する。彼の周囲のミュージシャンの説明が多く、とても興味深い。才能への嫉妬(したりされたり)!ギターをどう持ち替えてきたかに詳しい。私はクラプトンがレスポール使った曲けっこう好きなんだなと判明。えー!ストラトじゃなかったのかぁ~、って思った(笑) 2019/04/21

りょう君

14
個人的にはBBキングと一緒にプレイしたアルバムが好きだ。黒人ブルースに絡んだギターとヴォーカルが、ロックの側からアプローチしている。「アンプラグド」もいいが、ハイドパークのライブが最もいいかな・・ギブソンES-335を思いっきり弾いている。図書館本。これを読んで、クラプトンのブルースを聴いた。2017/02/01

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