光文社新書<br> 江と戦国と大河―日本史を「外」から問い直す

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光文社新書
江と戦国と大河―日本史を「外」から問い直す

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  • サイズ 新書判/ページ数 174p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334036034
  • NDC分類 778.8
  • Cコード C0221

内容説明

江の生きた時代を史実とフィクションから掘り下げる、NHK大河ドラマ『江―姫たちの戦国』がより面白くなる一冊。

目次

はじめに 大河ドラマの見方―なぜ、この本を書いたのか
第1章 江の生涯
第2章 大河ドラマのなかの江
第3章 大丈夫か!?時代考証
第4章 戦国時代は「戦国乱世」だったのか?
第5章 江の時代の国際関係
第6章 江の名前の謎
第7章 よみがえる江戸時代
おわりに 江から清盛へ

著者等紹介

小島毅[コジマツヨシ]
1962年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京大学人文社会系研究科准教授。専攻は、儒教史、東アジアの王権理論。文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成」(2005~09年度)の領域代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雨巫女。@新潮部

4
《私‐図書館》やはり、大河は、戦国時代が、多いね。そして面白い。幕末もいいけどね。キャラクターも個性的だし。2012/01/25

m

3
江の大河ドラマにあわせて刊行された本。苦言多め。時代考証をしっかりしてくれと言うものの、当時に忠実に諱で呼び合っていては一体誰のことか視聴者は分からなくなってしまうので難しいところ。二冊続けて保科正之の優れた政治力を読む。これはやはり一冊読まなくては。2021/04/17

Naota_t

0
大河ドラママニアの著者 が、周辺時代背景や、劇中で“起こりえるであろう”時代考証ミスを書き綴る。 だって、まだ放送が始まってもいないんだから批判のしようもない。 ほんと歴史愛好家のひとりごとに近い内容であるから、本書を読んで特別大河ドラマに興味が湧くともなく、「へぇ」としか言いようがなかった。 本書内容とは全然関係ないけれど、直近に読んだ『美人好きは罪悪か? 』(筑摩書房、2009年)の著者、小谷野敦の引用が出てきたのは驚いた。 全く内容の違う本書に出てくるとは…だから濫読は楽しいし、醍醐味だ。2013/07/27

とも

0
大河ドラマの「ホームドラマ」化に反対して,史実として正しい知識を伝えるという意図はいいと思う。しかし,副題にある「日本史を『外』から問い直す」にあたる部分はほんの少ししかなかったのが残念。結局,本人が認めているようにただの便乗商法に過ぎないのではないか。まぁ図書館で借りて読む分にはいいと思う。2011/04/03

マウンテンゴリラ

0
大河ドラマのホームドラマ化に対する懸念や過去の大河ドラマにおける江役としての『葵徳川三代』における岩下志摩への高評価など、著者の意見には大いに賛成できる面が多かった。特に本文の最後での日本の将来のあり方は江戸時代を参考にすべきとの意見には、なるほどと思った。しかし、ホームドラマ化や時代考証の不備に対する批判を前面に立てているにも拘わらず、男色の話や武家の姓名の呼び方の話などややマニアックで奇を衒ったような内容が多く、全体的にちぐはぐな感じがした。2011/03/24

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