光文社新書<br> 「事務ミス」をナメるな!

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光文社新書
「事務ミス」をナメるな!

  • 中田 亨【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 211p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334036027
  • NDC分類 336.5
  • Cコード C0234

内容説明

現代は「うっかり」が通用しない社会である。コンピューターと通信技術の進歩が諸刃の剣となり、間違える時もボタン一つで一瞬のうちに大損害を出せるようになってしまった。事務作業者には、今までと比較にならないほど高い信頼性が厳しく求められている。そもそも工業系の会社は、事故防止の努力を長年続けており、知識と経験を積んでいるのだが、それに比べれば文系の会社の方はミスへの免疫が弱い傾向にある。本書では、新しい視点から「事務ミス」を分析しなおし、ミスや事故が絶えない会社を「ミスに強い組織」に変える具体策を提示する。人はなぜミスをし続けるのか、ミスを防ぐ上で注目すべき力とは何か、さらに、事務ミスを防ぐポイントとして、「手順」や「書式レイアウト」「報告」「通達」「マニュアル」等をどう見直すか、などを、具体例をあげながら紹介する。

目次

1 理論篇 なぜ人はミスをし続けるのか?―「うっかり」が通用しない時代(人は「有能」だからこそ間違える;間違えのメカニズム追究はきりがない;そもそも「間違い」とは何か?;時代が事務ミスを許さない!)
2 実践篇 ミスはこう防ぐ(ミスの解決は、「6つの面」から考える;「気付かない」から事故になる―ミスを防ぐ力その1「異常検知力」をつける;異変のはじまりはどこか?―ミスを防ぐ力その2「異常源逆探知力」で復旧を容易にする;「ミスをしないこと」は目標になりえるか―ミスを防ぐ力その3「作業確実実行力」とのつき合い方;御社の「手順」はムダだらけ―ミスを防ぐ作業手順を組み立てる;氾濫する「ダメ書式レイアウト」―書式を改良して事務ミスを防ぐ;「ミスに強い」組織に変える)

著者等紹介

中田亨[ナカタトオル]
1972年神奈川県生まれ。東京大学大学院修了。現在、独立行政法人産業技術総合研究所研究員。博士(工学)。様々な業種の企業とヒューマンエラー防止の共同研究を進める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro

101
我が社では技術の伝承が会社としての喫緊の課題であるため、全社的に技術伝承の取り組みを行っている。一方、裏方の事務処理については、取り上げられたことは少ない。しかし、最近部下の事務処理ミスを見つけることが多く、事務処理能力の低下によるミスが気になり、この本を読むことにした。この本を読んで、一番納得したのは、『ミス防止の主役は、「作業確実実行力」から「異常検知力」に移ってきた』というところだった。ミスが起こっても、大きな事故になる前にミスを見つける「異常検知力」を高める取り組みが必要だと、痛切に感じた。2013/03/20

hatayan

66
事務ミスを減らすために何ができるか。問題の所在を明らかにして手続、手順、デザインを再考できないか。潜在的なミスは早めに摘み、万一の場合は早く復旧できるよう、系統は簡素を旨とし原因を素早く特定する仕組みを作れないか。 理性は多くの事柄を対象にできるが、欲求は一つの事柄しか取り扱えない。精神的に余裕をなくすとミスの危険が高まる。 人に仕事を教えることで要点を理解し熟練できるが、熟練者は扱う案件が大きいことが多く、一つのミスが致命傷になりうる。 ミスの原因を組織の慣習や制度の設計に求める姿勢に好感を持ちます。2019/03/11

ずっと俺のターン

47
業務の内容をフローチャートにしてはいけない。複雑になりすぎるし、改定するのが面倒だ。表で表すほうが使い勝手がいい。1970年代にそういうことになってるらしい。危うくフローチャートを作るところだった。読んでよかった。2013/11/27

文章で飯を食う

45
人間が原理的にミスを犯すことが良くわかった。ショックだったのは、著者がミスを誘う悪い書式と上げているのが、ふだんの仕事で使っているものだったこと。間違うように誘っているとしか思えない書式だもんな。タイトルは、もう少し何とかならないかしら。内容は、とても良いのに、簡単にでっちあげた印象だな。2014/07/22

マーム

37
「事務ミス」を防ぐための様々な示唆に富む内容で参考になりました。個人的には、報告書では、「注意不足」や「周知徹底」という言葉は、使用禁止にするべきだという行には苦笑し、反省しました。また、冒頭でなぜ人はミスし続けるのかということについて述べられていますが、人間心理のスキを突いたミステリーのトリックの解説のような趣で面白かった。著作権保護のため、地図や辞典などには存在しない道や単語がわざと混入されているとのことですが、本当でしょうか?それを確かめるためには、辞典の最初から最後まで目を通す必要がありますが・・2011/03/15

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