光文社新書<br> 予防接種は「効く」のか?―ワクチン嫌いを考える

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光文社新書
予防接種は「効く」のか?―ワクチン嫌いを考える

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  • サイズ 新書判/ページ数 217p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334035983
  • NDC分類 493.82
  • Cコード C0247

内容説明

なぜ、ワクチンは嫌われるのか。開発と副作用による事故をめぐる歴史も振り返りつつ、今の日本の医療政策、メディア、そして医療の受け手側の問題点などを一つ一つ明らかにしていく。新型インフルエンザ、多剤耐性菌問題、ホメオパシー、ゼロリスクなど、最新のトピックも分析しながら、ワクチン問題の「好き嫌い」と「正邪」の部分を切り離し、読者を新たな視点に導く、新しいワクチン論。

目次

1章 ワクチンをめぐる、日本のお寒い現状
2章 ワクチンとは「あいまいな事象」である
3章 感染症とワクチンの日本史―戦後の突貫工事
4章 京都と島根のジフテリア事件―ワクチン禍を振り返る
5章 アメリカにおける「アメリカ的でない」予防接種制度に学ぶ
6章 1976年の豚インフルエンザ―アメリカの手痛い失敗
7章 ポリオ生ワクチン緊急輸入という英断―日本の成功例
8章 「副作用」とは何なのか?9章 「インフルエンザワクチン」は効かないのか?―前橋レポートを再読する
10章 ワクチン嫌いにつける薬

著者等紹介

岩田健太郎[イワタケンタロウ]
1971年島根県生まれ。神戸大学大学院医学研究科・微生物感染症学講座感染治療学分野教授。1997年、島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院、コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院内科などで研修後、中国で医師として働く。NYで炭疽菌テロ、北京でSARS流行時の臨床を経験。2004年帰国し、亀田総合病院(千葉県)に勤務。感染症内科部長、同総合診療・感染症科部長を歴任し、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ようはん

22
日本やアメリカにおけるワクチン接種の歴史を見て、ワクチン接種が数多くの感染症を防ぐのに効果を挙げたのは分かるが、その一方でワクチンの副作用での死亡者への補償問題やワクチン接種の是非という流れが生まれて新型コロナウィルスの現在にまで幾度となく議論されていた事も知る。今の新型コロナウィルスが収束したとしてもまた感染症の流行ある限りはワクチン接種の議論は終わらないのだろうと感じた。2022/08/09

ユウユウ

22
あとがきより「ワクチンの問題の「好悪」の部分と「正邪」の部分を切り離すことに、エネルギーを費やしました。」 予防接種に対する心的アレルギーが何故起きるかや実際の過去の事例を挙げて考えさせるような内容。 自分がなぜワクチンを「怖い」と感じてしまうか、知りたい人に考える材料をくれる本です。2021/03/24

こも 零細企業営業

22
ワクチンへの基礎知識と歴史の知識を得るきっかけには非常に良い本だと思う。 多分、しょっちゅう開く本になるだろうな。2020/09/05

ふろんた

21
予防接種による効果があるのか、また重篤な副作用はどの程度起こりうるのか。本書を読んだだけでは結論を出せないし、調べてみてもきりがない。感情的な好悪で判断しないことと、副作用と副反応の混同だけは気にかけようと思った。2014/10/20

カイ

17
結論からいうと、このタイトルに対する答えはYES、NOどちらでもない。中でも「ワクチンとはシートベルトのようなもの」といった表現には同感。シートベルトもしてもしなくても事故の被害は起こりうるものだからだ。この論理に違いはない。また、ワクチンのダブルバインド状態についてもよくある話だと感じる。A、Bいずれを選んでも非難される状態であり、これは大人の世界ではよくあることだ。つまり、ワクチンに対する考え方や解釈について学べる一冊であるということ。2016/03/22

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