内容説明
なぜ、「お気楽OL」だった彼女が、外資系企業の「本社」で活躍し、人事部門の「トップ」になれたのか?
目次
第1章 リーダーは自分の中にいる
第2章 新人でも「社長目線」で取り組む―お気楽OLのリーダーシップ入門時代
第3章 どこでも通用するプロになる―転身、専門性を磨いた時代
第4章 自分自身のリーダーシップを磨く―再び渡米、「筋肉」を鍛える旅へ
第5章 グローバル時代のリーダーシップ
第6章 リーダーとしてより良く成長する
終章 リーダーシップのベース:「自己理解」と「自己受容」
著者等紹介
増田弥生[マスダヤヨイ]
前ナイキアジア太平洋地域人事部門長。専門は企業のグローバル戦略推進のためのリーダーシップ開発・組織開発。リコー、リーバイスを経てナイキ米国本社へ。現在はフリー。自らもグローバルリーダーとしてアメリカをはじめ世界各地で、企業価値の世界規模での浸透と向上に主眼をおいた組織作りや、グローバルリーダーの発掘と育成に長年携わる
金井壽宏[カナイトシヒロ]
神戸大学大学院経営学研究科教授。1954年、兵庫県生まれ。Ph.D.(マサチューセッツ工科大学)。リーダーシップやキャリア、モチベーションなど、人の発達や心理的側面に注目する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aponchan
8
日本企業・外資系企業をステップアップしながら、リーダーシップ開発等を自分自身の成長と共に経験したことを専門家視点での解説や対談を交えながら書かれた本で、非常に読みやすく、示唆する内容が多く含まれていた。 自分が自然体でリーダーシップを発揮するためにはどのようにしていこうかと悩んでいる人には、一度立ち止まって読む価値のある本だと思う。2018/04/24
Hisa888
8
増田さんの力強い言葉の数々に引き込まれる良書。 日本人の日本人らしさが欧米人を中心にした組織では付加価値になる。奥ゆかしさ、思いやり、謙虚さ、柔軟性、空気を読む 日本人が日本人であることに誇りと自信を持って、自分自身であることで世界に貢献する2014/04/19
ちさと
6
行動、実践、振り返りからしか身に付かないことを確認。目の前の仕事を工夫して素直に。2022/09/20
たくみくた
5
リーダーシップとは周囲に与える影響力であり、役職や権限によらずとも発揮できるものである。立場に関わらず、組織のために良かれと思ったことを言行一致で行動する人がたくさんいる組織は強い。そんな組織を作るために、メンバーのリーダーシップを引き出すのがリーダーの役割である。2019/03/16
sary
5
管理職になって四年目、もう駆け出しとは言ってもらえない危機感からとった久々の新書。進むにつれて、怒涛のように言葉が響いてくる。思わず電車で付箋を取り出しペタペタ。自分は物分かりが悪いので、今からもう一回読みます。良書です。2015/11/05