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光文社新書
日本経済復活 一番かんたんな方法

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334035471
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0233

内容説明

このままでは、日本はほんとにダメになる―飯田「脱デフレ政策、金融政策というのは、そんな難しい話じゃないんですね。それなのに、脱デフレ政策って非常に遅れたわけです」。宮崎「というか、まだ本格的には全然始動していない」。勝間「最近ようやく、しぶしぶ認めたぐらい。現状認識して、これから対策を立てて実行に移すっていう段階です。それを後押しできればと、こうして緊急で座談会をしているわけです」。徹底的に考えました。

目次

第1章 「失い続ける日本」の課題―閉塞感を打破するために(成熟した社会とは;一身独立して一国独立する;政治に対してシニカルになれ ほか)
第2章 デフレは百害あって一利なし―実力を発揮できない日本経済(問題はサプライサイドか?デマンドサイドか?;日本でハイパーインフレが起きる可能性;まずは安定化政策を ほか)
第3章 正しい金融政策を実行せよ―デフレ脱却のポイント(おカネとモノは表裏一体;5つの提言;2%のインフレを目指せ ほか)

著者等紹介

勝間和代[カツマカズヨ]
1968年東京生まれ。経済評論家。中央大学ビジネススクール客員教授。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業

宮崎哲弥[ミヤザキテツヤ]
1962年福岡生まれ。評論家。慶應義塾大学文学部社会学科卒業、同大学法学部法律学科中退

飯田泰之[イイダヤスユキ]
1975年東京生まれ。駒澤大学経済学部准教授。東京大学大学院経済学研究科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジェンダー

34
日銀にしても官僚にしても政治家にしても国を良くしようと思って頑張っている人もいるんだろうけど完全に組織で埋没しているように思う。何の為を今の職について仕事をしているのかが理解出来ない。国民の為。引いては自分達に帰ってくるという事を思って仕事をして欲しいと思う。むしろこの本は官僚や政治家が読むべきだと思う。今の世の中は自助努力だけではどうしようもない事が多いと思う。デフレでは本来あげれるはずの利益を上げれない為インフレにする必要がある。けれど本気でしようと思っているのが疑わしい。2014/09/03

佐島楓

14
デフレの問題点を説明した本。民主党政権のときに経済政策をもっと具体化でき、実行に移せていたら評価は異なっていただろう。今さら詮無きことではある。2013/07/28

さきん

7
消費税は必要かもしれないが大事なのは景気が過熱しているときに上げるというタイミングである。また、中産階級はもっと保護されなければならない。企業もしっかり法人税を採らなければならない。どことは言わないが。2015/07/06

ango28

7
勝間さんが言う所のボーリングの一番ピンであるデフレ問題をどのように倒すか。つまりデフレ克服が如何に重要であるかを説明し、その方法論について提議し合う鼎談形式の書。ほぼ三者の間で意見が一致しているので予定調和調で、それぞれの齟齬についての議論は期待できないが、デフレ論としては一読の価値あり。中でも飯田氏の簡明な説明が光る。宮崎さんのカタカナどうにかならんかな?出てくる度にルー大柴を条件反射的に思い起こす性質なもので。2010/06/11

脳疣沼

6
現実が意外と経済の理論通りなのが分かる。アベノミクスによって本書の主張が大部実行されたが、コアコアCPIはプラス圏に推移するようになり、名目GDPも急上昇し、雇用も改善し、企業業績も良くなった。理論通り。しかし、思ったほどのバラ色の社会にはなっていないのは、読む側が勝手にバラ色を想像してしまったためなのか、よく言われるように(本書では飯田ではなく宮崎、勝間の主張)、金融緩和だけで財政政策が不十分なためなのかなんなのか。 結局、巷で言われてるほど経済学はダメな学問じゃないってことは分かった。2018/03/11

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