内容説明
親離れ、きょうだいの確執、セックスレス…。5000件の調査から、寝かた別に悩みを解決。
目次
はじめに 5000家族の調査でわかった「寝室」の秘密
基本編 知能・感性を伸ばす「寝かた」の法則(誰が誰とどのような位置関係で?;あなたはどれ?4つの就寝パターン;しつけの課題も、寝かた次第)
分析編 成長に合わせた“理想の寝室”(親離れ、子離れのタイミング;きょうだいの愛憎・ひとりっ子の苦悩;夫婦の寝かた、伴侶型から破局型まで)
提言編 世界の寝かた・日本の寝かた(世界の寝かたに学ぼう;畳にふすまの日本家屋を見直そう)
おわりに 添い寝は日本の無形文化遺産
寝かた調査一覧
著者等紹介
篠田有子[シノダユウコ]
1966年東京大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。専攻は教育社会学。’74年より3年半米国ロサンゼルス在住。’78年より’99年まで日立家庭教育研究所教育研究委員、’92年より2004年まで東京都武蔵野市教育委員会委員(長)、’89年より’09年3月まで日本女子大学家政学部児童学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きょーこ
19
寝室について考えたいので手に取ってみた。部屋のレイアウト、環境ではなく、親子の寝る位置についてだった。日本はこどもを大切にしてるんだなと感じた。幼い頃の添い寝は、安心して眠れるのがいいなー。2016/05/05
カッパ
12
題名が気になったので図書館で借りて読んでみました。子供の寝室というよりも両親と子供関係の話でした。その密度の濃さ。それが寝室という形でみてとれるのかもしれません。ちなみに我が家は夫婦別室。まだ3か月の我が子。夜中に頻回に起きる。仕事で疲れている夫を起こしてはいけないと思っています。でも、実は妊娠中から別室。その理由は押しつぶしそうで怖いから。なにか奥深いものはあるかもしれません。夫婦、家族を見直す視点としては面白いと思いました。2019/06/23
Humbaba
6
添い寝をすれば,聴覚のみならず,五感をフル活用して相手を認識出来る.それにより子どもは愛されていることを実感できる.ただし,その分言葉によらないコミュニケーションに満足してしまい,自分の気持ちを言葉に出来なくなる可能性もある.それを避けるために,子どもを充分に遊ばせて,言葉に変換することもできるようにすることが大切である.2011/06/02
iotakuya
3
★☆☆☆☆ 驚くべきことに、この本には驚くべきことが書かれていない2009/12/08
めぐ
2
子供部屋のインテリアの話かと思ったが、家族がどの位置で寝るのかで他の家族との関係性が変わり性格にまで影響するという内容だった。うちは新婚の時から夫婦別室だがそういう家庭は僅か1%しかないそう。ちょっとびっくり。更に子供はベビーベッド、子供と同じ部屋には夫婦のどちらか1人だけが寝るという形態だがこれもその他に分類されそうだ。スキンシップは欧米型で情緒的問題はなさそうだが。こういうものを読まないと家庭環境がマイノリティでも気付かないので興味深かった2021/06/27