光文社新書<br> 人が壊れてゆく職場―自分を守るために何が必要か

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光文社新書
人が壊れてゆく職場―自分を守るために何が必要か

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  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334034627
  • NDC分類 366.021
  • Cコード C0236

内容説明

現代の労働者の困窮は、働く権利の問題だけではなく、「貧困」という生活全体の困窮の問題に広がり始めている。本書は、実際に起きた事件から、「法令を守らない使用者」と「立場の弱い労働者」にスポットを当て、格差、ワーキング・プア、貧困問題に風穴をあける取り組みを紹介する。

目次

第1章 管理職と残業代―マクドナルド判決に続け
第2章 給与の一方的減額は可能か?―契約法の大原則
第3章 いじめとパワハラ―現代日本社会の病巣
第4章 解雇とは?―実は難しい判断
第5章 日本版「依頼人」―ワーキング・プアの「雇い止め」
第6章 女性一人の訴え―増える企業の「ユーザー感覚」
第7章 労働組合って何?―団結の力を知る
第8章 アルバイトでも、パートでも―一人一人の働く権利
終章 貧困から抜け出すために―法の定める権利の実現

著者等紹介

笹山尚人[ササヤマナオト]
1970年北海道札幌市生まれ。’94年中央大学法学部卒業。2000年弁護士登録。第二東京弁護士会会員。東京法律事務所所属。弁護士登録以来、「ヨドバシカメラ事件」など、青年労働者、非正規雇用労働者の権利問題を中心に事件を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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