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光文社新書
ナンバ走り―古武術の動きを実践する

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  • サイズ 新書判/ページ数 211p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334032210
  • NDC分類 789
  • Cコード C0275

内容説明

難解な古武術の動きを、様々な分野に応用して取り入れているコーチ陣が、豊富な実例を基に分かりやすく解説。投げる、走る、打つ、殴る、抜く、あたる、とる、ターンする、跳ぶ、立つ、座るなどの基本動作に、捻らず、うねらず、踏ん張らない古武術的なエッセンスを、どのように取り入れればいいのか?実際に古武術の動きを可能にする、練習法やストレッチなども図解で紹介。学校の授業では絶対に教えてくれない、筋肉に負担をかけず、体にやさしい身体技法を、身に付けてみませんか。

目次

第1章 投げる
第2章 走る
第3章 打つ
第4章 殴る、抜く
第5章 あたる、とる、ターンする
第6章 跳ぶ
第7章 立つ、座る
終章 根性主義と古武術

著者等紹介

矢野龍彦[ヤノタツヒコ]
1952年高知県生まれ。筑波大学体育学修士課程コーチ学修了。桐朋学園大学教授。陸上競技公認コーチ。桐朋高校バスケットボール部コーチ

金田伸夫[カネダノブオ]
1962年埼玉県生まれ。筑波大学卒。(株)東芝を経て、’91年より桐朋中・高の教師に。2000年、古武術の動きを取り入れた戦法で、桐朋高校バスケットボール部をインターハイ出場へと導く

織田淳太郎[オダジュンタロウ]
1957年北海道生まれ。スポーツライターとしてノンフィクション、小説の両分野で活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

114
昔読んでたが、バスケも走り方一つで全然違うという話が印象的だった。もう走る機会はそんなにないが、ナンバ走りできるようになりたいな。2014/01/05

zag2

35
ひと頃たいへん話題になった古武術もの・・・と言っても良いか、当時は甲野善紀さんの本も何冊か読みましたが、あらためて興味を覚えて読んでみました。本書は題とは違って、「ナンバ走り」自体よりも、古武術の動きをバスケットボールなど、現代のスポーツに応用することについて書かれているので、いささか違和感が残りましたが、自分自身の身体の使い方について、再度考えるきっかけにはなったと感じています。2022/07/09

鈴木拓

21
走ることに関係がある本ということで読書会にて交換した一冊。ナンバ走りというと、右手と右足、左手と左足を同じ方向に前後する走り方という認識しかなかったが、この本を読んでその考え方を改めた。古武術の体の使い方は、様々な運動に通じる合理的な動きであると理解した。ランニングでもいくつかのフォームがあるが、二軸走法などのような走り方はこの古武術の考え方にとても近いと感じた。学びがあった一冊。2022/05/12

JACK

14
△ 古武術の動きを様々なスポーツや日々の生活に生かす本。同じ側の手足を同時に前に出す古武術の「ナンバ歩き」を説明し、体を捻らず、うねらず、踏ん張らないことを勧めています。写真を多用して説明しようとしていますが、武道の達人の技を説明するのはとても難しく、読者には伝わっていないように思います。膝抜きは分かりますが、肋骨を潰すという「井桁崩し」はどうすれば出来るようになるのかさっぱり分からない。ピンと来ませんでした。ヘルニア気味の自分の腰の負担を軽減する参考にと考えて購入したのですが、残念です。2010/10/31

回天アセロラ

9
日本の古来の走り方である「ナンバ走り」は体に負荷をあまりかけることなく、さらに速いという理にかなった走法であることを知った。2019/03/28

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