内容説明
バレエといえば、とにかくシンボルは分厚いタイツ。そこから喚起される言葉は「不気味」「幼稚」「乙女」…と、かなり印象が悪い。特に男性にとっては、フェミニンでお花畑なイメージのするバレエは、できる限り近づきたくない世界の筆頭なのではないだろうか。しかし、食わず嫌いしている食べものだって、思い切って口にしてみたら、あら不思議、予想もしなかった禁断の美味しさを味わえることだってある。本書には、そんな食わず嫌いをなくし、それどころか、バレエを楽しい、面白い、と感じられるようになるためのヒントがたくさん詰まっている。
目次
第1章 なぜあなたは食わず嫌いになったのか?―九つの症状とその処方箋(「“女子供向け”決め付け」型;「メルヘンが気恥ずかしい」型 ほか)
第2章 まずは作品について知ろう(バレエ、というからには観ておきたい古典的名作;そうはいっても、押さえておきたいチャイコフスキー三大バレエ ほか)
第3章 これで万全、劇場デビュー(海外の大バレエ団公演でデビューしよう;是非カップルで ほか)
第4章 ダンサーで観るか、振付家で観るか(超厳選!見逃す手はない旬のダンサーたち;振付家―バレエの舞台を生み出す魔術師たち)
第5章 行ってみたい!世界のオペラハウス(日本で観る三分の一から半額、チケットの入手方法;ダフ屋から買うのは不法だけど… ほか)
著者等紹介
守山実花[モリヤマミカ]
バレエ評論家。東京都生まれ。清泉女子大学、お茶の水女子大学大学院で西洋美術史を学ぶ。明治学院大学、都民カレッジで講師を務め、現在、清泉女子大学生涯学習講座にて、バレエ鑑賞入門講座を担当。日本ダンス評論賞第二席入賞を経て、雑誌「Ballet」(音楽之友社)にて、連載「バリエを読み解く」、ダンサーへのインタヴュー取材を中心に執筆。また、公演プログラム、バレエ映像ソフト解説を執筆するほか、「Men’s Ex」(世界文化社)、「ラ・アルプ」(劇団四季)などにも寄稿
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