光文社新書<br> 生体肝移植を受けて―癌告知から八四〇日の闘い

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生体肝移植を受けて―癌告知から八四〇日の闘い

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334032012
  • NDC分類 494.657
  • Cコード C0095

内容説明

最先端医療に立ち向かった患者と家族―。その葛藤と挑戦の記録。

目次

第1章 肝臓癌の告知(最初の病名;ネフローゼと肝炎 ほか)
第2章 再発、そして再入院(悶々とする日々;再発 ほか)
第3章 生体肝移植(京都へ;京大病院へ入院 ほか)
第4章 移植を終えて(強烈な痛みの渦との闘い;五山の送り火 ほか)

著者等紹介

是永美恵子[コレナガミエコ]
1958年愛媛県生まれ。愛媛県立医療短期大学卒業。99年、四〇歳のときに「肝細胞癌」を告知され、肝切除手術を受けたが再発、手術適応とならず、抗癌剤治療を受ける。癌告知を受けてから一年四ヶ月後の2000年7月、弟をドナー(提供者)として京大病院で「生体肝移植手術」を受ける。現在、専門学校にて「看護学全般」「栄養学」などの非常勤講師を務める傍ら、自らの体験を医療分野で役立てようと活動中。福岡市在住
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

raimu

0
インフォームド・コンセントやセカンド・オピニオンに基づき、しっかり自分で治療の方針を決め病と戦うエネルギーに圧倒された。著者は看護師で夫は外科医という専門的な知識を元々もっていた人たちだからこそ出来たことなのか。何も知識がない人が突然同じような状況になったとき、どう立ち向かっていけばいいのだろう。患者と医師の関わり方、告知のあり方、体にメスを入れることの負担、痛みや副作用との戦い、家族との関わり合い、様々なことを考えさせられた。2013/05/31

epicurean

0
目の前の試練が大きくて辛いほど、「自分はこれほどの問題を解くに値する素晴らしい人間なのだ」という誇りを持って挑戦する。前向き。2012/11/21

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