内容説明
バウハウスからつながる不思議な縁で、バードハウスに出会う。日本にないカラフルでユニークなデザイン。そこで囀る野鳥たち。それは日本の「巣箱」とは似ても似つかないものだった。世界のバードハウスを蒐集し、自らの山荘でも数多くのバードハウスをつくっていった著者は、仕事で疲れた心身を癒され、自然と人間のつきあい方を学んでいく。
目次
第１章 建築家たちのバードハウス
第２章 海外のバードハウス事情
第３章 想像力の翼―世界のバードハウス・デザイン
第４章 森の中のバードハウス工房
第５章 野鳥たちと友人になる方法
第６章 なぜ日本では「巣箱」なのか？
第７章 「篭の鳥」を解き放った人々
著者等紹介
井筒明夫［イズツアキオ］
１９３０年福島市生まれ。福島経済専門学校（現・福島大学経済学部）、青山学院大学文学部英米文学科卒。セゾングループ・西武百貨店、パルコ等の総務、開発、建築担当役員をへてノール・インターナショナル・ジャパン代表取締役社長就任。退任後東京大学工学部建築学科、京都国立近代美術館、米国クランブルック芸術大学院大学等にて「ミースの建築に見られる日本建築の影響」講義、講演。その後北海道東海大学非常勤講師として現代デザイン論、余技のバードハウス研究について論文、講演。ヴェンチューリ・スコットブラウン建築設計事務所相談役
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