内容説明
年齢制限によって日本企業に就職口はなく、英語が苦手なのに仕方なく外資のGEに入社。日本人として初のGE副社長となるも、ジャック・ウェルチ氏とビジネスの方針をめぐって対立。最後は、「大馬鹿者!」「シャラーップ!」とやり合い退社する。そして現在は、完全ハンドメイドの針を使わないレコードプレイヤーである「レーザーターンテーブル」の開発・生産・販売を行うベンチャー企業の経営者…。そんな破天荒なビジネス人生を歩んできた筆者が、豊富なエピソードで語る、仕事、ビジネス、経営、そして人材を見抜く方法。
目次
第1章 GEで学んだ実戦ビジネス術(誤算からの出発;GE入社―「それはあなたの仕事」;できる人間はとことん使え)
第2章 日米経済の橋渡し(コストを下げろ;メイド・イン・アメリカの壁を越える;調達業務の広がり;GE最後の日々;ウィナーズセンス、ルーザーズセンス)
第3章 レーザーターンテーブル事業への挑戦(レーザーターンテーブルとの出会い;大量生産・大量消費から小さくともオンリーワンへ)
著者等紹介
千葉三樹[チバサンジュ]
1940年群馬県生まれ。航空自衛隊、亜細亜大学を経て専修大学大学院修了後、68年にゼネラル・エレクトリック(GE)に入社。徹底的な調達コストのカット、極東地域におけるコンデンサ、半導体調達による大幅コストダウンの手腕を買われ、85年、日本人として初の副社長に抜擢される。その後、ビジネスの方針をめぐって会長兼CEO(当時)のジャック・ウェルチ氏と対立。GEを去る。現在、(株)エルプ代表取締役社長。針を使わない画期的なレコードプレイヤーである「レーザーターンテーブル」の開発・生産・販売を行う
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