光文社新書<br> ウェルチにNOを突きつけた現場主義の経営学

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光文社新書
ウェルチにNOを突きつけた現場主義の経営学

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334031848
  • NDC分類 335
  • Cコード C0234

内容説明

年齢制限によって日本企業に就職口はなく、英語が苦手なのに仕方なく外資のGEに入社。日本人として初のGE副社長となるも、ジャック・ウェルチ氏とビジネスの方針をめぐって対立。最後は、「大馬鹿者!」「シャラーップ!」とやり合い退社する。そして現在は、完全ハンドメイドの針を使わないレコードプレイヤーである「レーザーターンテーブル」の開発・生産・販売を行うベンチャー企業の経営者…。そんな破天荒なビジネス人生を歩んできた筆者が、豊富なエピソードで語る、仕事、ビジネス、経営、そして人材を見抜く方法。

目次

第1章 GEで学んだ実戦ビジネス術(誤算からの出発;GE入社―「それはあなたの仕事」;できる人間はとことん使え)
第2章 日米経済の橋渡し(コストを下げろ;メイド・イン・アメリカの壁を越える;調達業務の広がり;GE最後の日々;ウィナーズセンス、ルーザーズセンス)
第3章 レーザーターンテーブル事業への挑戦(レーザーターンテーブルとの出会い;大量生産・大量消費から小さくともオンリーワンへ)

著者等紹介

千葉三樹[チバサンジュ]
1940年群馬県生まれ。航空自衛隊、亜細亜大学を経て専修大学大学院修了後、68年にゼネラル・エレクトリック(GE)に入社。徹底的な調達コストのカット、極東地域におけるコンデンサ、半導体調達による大幅コストダウンの手腕を買われ、85年、日本人として初の副社長に抜擢される。その後、ビジネスの方針をめぐって会長兼CEO(当時)のジャック・ウェルチ氏と対立。GEを去る。現在、(株)エルプ代表取締役社長。針を使わない画期的なレコードプレイヤーである「レーザーターンテーブル」の開発・生産・販売を行う
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

B.J.

6
●考え方 :勝者―悪い結果に対して、自分が間違えたと考える。 :敗者―悪かったのは私のせいではない、自分以外だと主張する。・・・本文より2020/04/01

Koi

2
後任を用意してくれないと会社が困る。後任を決めたらプロモートの保証があるとは限らないが、後任を決めておかないとプロモートされないぞ。winner's senseとloser's senseの説明に納得。L:悪い結果に対して、悪かったのは私のせいでは無く自分以外だと主張する→勝者は原因を的確に把握しているので同じ過ちは繰り返さないが敗者はまた繰り返す。L:結果は悪かったが、他よりは悪くない→勝者は良い結果からさらに学ぶべきことを見出し、経験を活かそうとする態度があるが、敗者の態度では次に活かせない。2022/01/05

貧家ピー

2
著者に魅力があり、思ったよりも面白かった。 GE入社時のOJTが独特。今なら誰も付いてこれないだろうが、誰も仕事を教えてくれない、自分で何から何までやらないといけない、相当鍛えられそう。2006/06/27

Hiroki Nishizumi

2
ボスにノーと言っても駄目なものは駄目だろうと思って読んだが、本題はそこではなかった。いやはや大した人物だ。誰も助けてくれなくてもなんとかしてしまう、そのバイタリティーは見習うべきと感じた。ウィナーズセンス、ルーザーズセンスは心に響く。また文中の明治の男も立派なんだな。ただ最後に取り組んだレーザーターンテーブル事業は残念ながらあまり的を得ていなかったのではないかな。2015/11/01

雪だんだ

0
初読み すごい人である。 仕事の極意、それはやり抜くこと。それを教えてくれる本である。 また、人は教育して育てるのではなく、任せてやらせて育てる。 現代では理不尽に聞こえるが、納得させられる本である。 できる人はやり抜くんですね。2017/12/11

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