内容説明
“90秒の映像の魔術師”が語る、創造力と編集力と映画ビジネス。
目次
1 予告篇から映画がわかる
2 予告篇編集術
3 予告篇制作と職人たち
4 紙上予告篇
5 予告篇制作会社を作る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッパ
20
まず思ったのがなるほど。映画の予告編って監督が作っていると思ってた。テロップとかも入るのでその辺は誰かに頼んでると。お恥ずかしい。そうか、広告の人が作ってたのですね。有名作品だと制限は入るみたいですが。このシーンを使え!とかでしょうか?そして、確かに終わると予告編ってDVDのはじめのとこでみるとかくらいしかない。予告編をみて映画をみようと思うことある。で、みてなんやこれー!!と叫ぶことあります。はい、できれば面白くしすぎないでください。2017/09/30
ブルーローズ
2
あまりに予告と本編が解離していると、それってどうかな?って思う人にも。2010/08/25
washi
2
本が書かれたのは7〜8年前のことなので機材やワークフローの説明はもう古くなってしまっている。とはいえ、予告篇の本質が独立した「作品」でありながら「宣伝」でもあること。だからこそ、予告篇は本篇より面白くなること,また面白くならねばならぬことがわかる。予告篇を面白くしているアイディアと技術を分析的に知覚できるようになりたい。2009/05/26
古青
1
映画の予告編にはたまに感動させられる物があります。予告に騙された!って事もありますが、宣伝ちゅうモンはそんな側面も含んでいるので仕方ないですね。何処にでも職人が居て、大部分は一般人からは見えない所で活躍しているので少しは触れられて面白かったです。…この方達にもグラミー賞みたいのを用意してあげたらいいのに、本編の映画の出来とは別に…2015/01/15
読みパンダ
1
あまりに本編とは違う予告編に騙されることもしばしばなんだけど、制作側からすればある意味大成功なんだろうなー。 とは言え予告編に騙されるのも嫌いじゃないんだけど。 YouTube以前の本だから、また今は状況が違うのかも。2014/03/05