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内容説明
戦後、40幾星霜。アメリカは、日本人にとって天壌のごとく無窮なものであり続けてきた。それが今や、アメリカが滅びるということが、杞憂でない時代になった。天もどきのアメリカも、いつ崩れ落ちてゆくやもしれないのである。このことを、まずしっかりと実感しておくことが、大国・日本復活のうえでなりよりも重要なのである。
目次
1 アメリカを救った最後の5分間―激変したアメリカ国債市場の法則
2 エイズにかかったアメリカ経済―経済無学者に騙されたレーガン
3 ヒットラーとルーズベルトはどこが違うか―大国・日本を蝕む小国根性
4 大蔵官僚から日本を守れ―売上税が失敗した理由
5 植民地アメリカを手放すな―新ケインズ経済学と『帝国主義論』