カッパ・ビジネス<br> 韓国の呪い―広がるばかりの日本との差

カッパ・ビジネス
韓国の呪い―広がるばかりの日本との差

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334011925
  • NDC分類 302.21

内容説明

この本は、実は、『韓日の呪い』である。小室さんは複雑をきわめる日韓の歴史的、心理的、経済的関係を、みごとに解き明かしてくれる。われわれ自身を確認するためにも、必読の書である。

目次

韓国民主主義にかけられたアメリカの呪い
韓国恐竜経済の呪われた構造
韓国ナショナリズム、呪いの淵源
中国コンプレックスと日本への呪い
「韓国の呪い」は「韓日の呪い」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MIRACLE

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韓国の民主主義、経済、対日関係をとおして、韓国特有の問題について論じた本。2016/09/01

J Y

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日韓関係を個人のイデオロギーで判断することなく,どちらの国に偏ることなく,社会科学的に分析した本であると自分は感じる。前書きにおいて, 「韓国人と日本人に殺されそうな内容になってしまった」と著者自身が書いているのはその証左。約30年前に発行された本ではあるが, 今読んでも全く遜色ない。2015/02/22

aki

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昭和61年(1986年)刊行。おどろおどろしいタイトルだが、切れ味は鋭い。韓国を併合する際、日本は江華台砲台の破壊という実力行使から始めた。まずは一発なぐっておいてから交渉を開始したわけだ。ヤクザの交渉術だね、これは。「日本は外交交渉が下手だといわれるが、それは月並みな外交交渉の場合。右のような威嚇行動にかぎって、帝国主義の老舗たる英米仏も遠く及ばない腕をもっている」に納得。威嚇が使えなくなった戦後、外交力が弱くなったのもやむを得ないか。2010/03/03

ビリケン

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やはり小室直樹先生である。今まで感じていた韓国観、朝鮮観がガラリと変わった。朴正煕がいかに凄いか、韓国の高度経済成長はいかに奇跡的であるかがよく分かった。また、朝鮮は肉料理が多い理由なども面白かった。今日の日韓関係のもつれ。私達、日本人が怒りに任せて韓国断行、しまいには戦争と叫ぶ様子にはやはり警戒が必要である。まずは敵を知り己を知る。即ち朝鮮の歴史について徹底的に知ること。そして、日本についても徹底的に知ること。これがいかに大事か。感情任せの戦争ではまさに先の大戦の二の舞である。2020/08/12

YUTAKA T

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韓国経済の発展のモデルについての説明がすばらしい、韓国経済が発展すればするほど貿易赤字が拡大していってしまった仕組み、からくりについて非常にわかりやすく解説している。資本もなく資源もなく技術もない中でどうやって韓国が経済を発展させていったのかという謎について、すべてを外国からの借金でまかなった、だから経済発展の結果として外貨を稼いで外国からの借金を返すというのが至上課題になっているという分析は、なるほどと思わせる。それが1986年にはじめて貿易黒字を計上して、韓国経済の画期的な転換点について述べている。1988/11/28

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