カッパ・ビジネス<br> ソビエト帝国の最期 - “予定調和説”の恐るべき真実

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ソビエト帝国の最期 - “予定調和説”の恐るべき真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 209p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334011659
  • NDC分類 302.38

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

10
ソビエト帝国が実質的に最期を迎えているとの著者の予言が的中する。佐藤優がいう露国の日本に対する畏怖、ソビエト末期の思想的経済的破綻は、すべてこの著に記されていた。著者も伝記が発刊される等、復権しつつある。著者存命時、立川談志が氏に心酔しており、当時はそれがために際物のイメージがあったが、今となっては、もう少し氏の著作を読んでみたいと思う。2019/04/25

MIRACLE

1
大韓航空機の撃墜をうけて、前著から四年後に刊行した本。時事的な話題へのコメントが中心であるため、前著よりも劣る内容だった。最終章の予定調和説をとおした分析では、ソ連の失敗は、社会主義的なエートス(=行動様式)を開発して、その転換ができなかったことに由来すると結論づけている。2016/08/01

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