カッパ・ブックス<br> 日米の悲劇―“宿命の対決”の本質

カッパ・ブックス
日米の悲劇―“宿命の対決”の本質

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  • サイズ 新書判/ページ数 267p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784334005153
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0231

内容説明

“真珠湾”の今日的意味は何か。日本の組織論的欠陥の研究。

目次

1章 日米は、つねに戦う運命にある
2章 世界国家アメリカが誕生した日
3章 帝国海軍の真珠湾攻撃は大失敗だった
4章 日本は大東亜戦争に“不戦勝”していた
5章 現代日本は旧日本軍そのままだ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

denz

4
「真珠湾攻撃」という事件から、日本と米国の特性を読み解く。戦争嫌いの米国は、この日を境に過剰防衛へと国策を転換し、日本はこの日のための戦争を行なう準備が十分に行われてこなったことが指摘される。「大東亜戦争はこうすれば勝てた」式の話はともかくとして、最後の身内の主流は幹部への処分が大甘で昇進までさせる一方で、下っ端のものには過酷な処分を下す、ウチとソトを分ける日本の官僚制的な行動様式が、今だ各集団に残存し続けている、という問題点は興味深く、また背筋の凍る指摘である。2012/11/04

MIRACLE

1
大東亜戦争における日米の戦いを検証した本。そのため、知的な生産性は低い。最終章で現代日本の組織の構造的問題(=機能集団の共同体化)を扱っているのが、唯一の救い。2016/09/04

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