団塊69(ロック)―臨床医のつぶやき

電子版価格
¥1,540
  • 電書あり

団塊69(ロック)―臨床医のつぶやき

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784333027118
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0095

内容説明

69歳から96歳へと向かう団塊世代。私たちは社会のお荷物で終わってはいけない。

目次

はじめに 好き 好き
1 生きること 老いること(慎む;呼気で終わる ほか)
2 ぼくらの時代(ドーナ ノービス パーチャム;母を語る ほか)
3 心を支えるもの(早春の夜の屋上;人々は桜に見守られ ほか)
4 団塊世代の行方(団塊世代の夢;めざせ、めざせ、あの荒凡夫を ほか)

著者等紹介

徳永進[トクナガススム]
臨床医/野の花診療所、医師。1948年、鳥取市生まれ。京都大学医学部卒業。京都、大阪の病院・診療所を経て、鳥取赤十字病院の内科医に。2001年12月、鳥取市内にてホスピスケアのある19床の有床診療所「野の花診療所」を始める。人のさまざまな死の形を臨床から報告してきた。鳥取市にセミナーハウス「こぶし館」を建築して27年になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゃが

22
気になる医師のおひとりのエッセイ。同じ世代でもあり、「そうそう」と言いながら読んだ。医師の部分で留めたものは「皮膚の孤独。人は一枚の皮膚で包まれる。生命体は皮膚で区切られて独立し、孤独となるため、皮膚は相手の孤独を求める。皮膚が皮膚に触れるとき、ある種の感情がわく。恐い、けがわらしい、温かい、やさしい、不思議な快感を覚えるなど、思ってもみなかった感情が生まれてくる。皮膚が皮膚を包むとき、安らぎが生まれる。…手のひらは柔らかい、そして弱い。人は弱いところを使って心は交流する。」納得だった。 2015/12/20

donky

1
診療現場にいる徳永先生の、自身を含めた人間への観察から見えてくる孤愁は、身体という外形にも反映しているとの認識でしょうか。団塊世代が高齢化した中で、彼らが享受した知識もある意味相対化される。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9810434
  • ご注意事項