安泰寺禅僧対談

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安泰寺禅僧対談

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784333027095
  • NDC分類 188.8
  • Cコード C0015

内容説明

命も落としかねない過酷な環境。冬季3ヶ月は雪に埋もれ下界から遮断される。そんな安泰寺では今日も坐禅修行と自給自足の厳しい作務が行なわれている。

目次

1 安泰寺禅僧対談(命すら落としかねない安泰寺;無茶をした青春時代 ほか)
2 坐禅と瞑想(内山老師の「天地一杯のいのち」;三法印から大乗へ ほか)
3 「今、ここ」を生きるとは(人は一秒に七十五回生まれ変わる;自ずからでは発きない菩提心 ほか)
4 「自ら」するのか「自ずから」成るのか(曰く言い難し;「自ら」と「自ずから」 ほか)

著者等紹介

藤田一照[フジタイッショウ]
1954年、愛媛県生まれ。東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程を中途退学し、紫竹林安泰寺にて曹洞宗僧侶となる。1987年よりアメリカ合衆国マサチューセッツ州西部にあるパイオニア・ヴァレー禅堂に住持として渡米、近隣の大学や仏教瞑想センターでも禅の講義や坐禅指導を行なう。2005年に帰国。神奈川県三浦郡葉山町にて独自の実験的坐禅会を主宰。2010年よりサンフランシスコにある曹洞宗国際センター所長として日本と海外を往還している

ネルケ無方[ネルケムホウ]
1968年、旧西ドイツ・ベルリン生まれ。7歳で母と死別して、人生に悩む。16歳で坐禅と出合い、禅僧になる夢を抱く。1990年、京都大学の留学生として来日。その秋から初めて曹洞宗・安泰寺に上山し、半年間の禅修行に参加する。大学のドクターコースを中退、1993年に安泰寺で出家得度。8年間の雲水生活を経て嗣法。2001年から大阪城公園で「ホームレス雲水」として毎朝の坐禅会を開く。2002年に師匠の訃報に接し、安泰寺第9世の堂頭(住職)となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SOHSA

26
《購入本》安泰寺出身の二人が坐禅について語る対談集。もっと丁々発止の激論となるかと思いきや、対談は穏やかにするすると流れていく。巻頭の安泰寺の雪景色とアルファベットの案内看板が同寺のありようを現していてとても印象的であった。本書の中で安泰寺と永平寺の差異について少しだけ触れられているが、読み手としてはそこはもっと掘り下げてほしかった。初刊から既に6年、ネルケ無方師も現在は安泰寺の堂頭を後進に譲っている。誰の上にも時は流れゆく。2022/05/24

パブロ

11
いきなり「安泰寺」って言われても、どこにあるんだか、どんな寺なんだか説明もなく、淡々と対談は続く。とは言いつつも、まだこんなにも厳しい修行をしている道場があるってことにまず目が開かれる。最近、メディアで活躍しているネルケ無方とティク・ナット・ハンの翻訳もする藤田一照という、年代は違えどこの道場で修行した日本仏教界では異色の二人。その実体験を元に語る現在の仏教界、ヨーガ、マインドフルネスなどへの考察は、とても厳しく、かつ新鮮で面白い。でもね、欲にまみれてヘコヘコ生きている私には潔癖すぎるんだよな、二人とも。2015/08/12

yone

3
曹洞宗の禅道場安泰寺の現在の堂頭(住職)であるネルケ無方とOBでアメリカでの布教経験のある藤田一照の対談。わかりやすい言葉で禅とはなんなのだろうかということが語られる。常に前を向いて探求していくことこそが禅という姿勢に感銘を受ける。ただ無方さんの経験から臨済宗の禅に対してあまり良い言い方をしないところは気になる。二つの宗派の差異を冷静に見ているというよりも、経験からの非難に見える。彼が修行したところでは、禅としての真理の探求などなく実家の寺を継ぐことが大切だったかもしれないが、臨済禅の全てがそうではないし2015/06/26

K Goro

2
藤田さんのこのバランス感覚を服用しよう。引用:〈藤田〉 怒りはよくないと、よくない怒りはこうやったら怒らなくて済むというような、そんな単純な問題ではなくて、僕は怒りというのは人間に与えられている一つのきっかけというか、機会だから、それをうまく生かすような方向で考えていけばいいんだと思うのです。だから怒りを鎮めるとか、あまり単純に自分をコントロールできるみたいな発想で考えない方が、僕はいいと思いますけどね。だからエンライテンド・アンガーというのが、僕はあると思いますけどね。2015/08/31

ponn

2
迷える者の禅修行が面白かったので興味を持ち読んでみましたが、期待外れでした。自著でははっきりモノを言う正直な人だと印象を持ちましたが。対談になると互いの意見に同調し迎合している印象を受けました。2015/09/11

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