「いのち」の話がしたい―在宅ホスピス医・内藤いづみ対談集

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784333022762
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「いのちって何? なぜ人は生まれ、死んでゆくの? 死ぬのはどうして怖いの?」。在宅ホスピス医が日本を代表するオピニオンリーダー、柳田邦男・中村桂子・曽野綾子と生命、教育、医療、人生について熱き思いを語る。

内容説明

在宅ケアに携わる医師が、日本を代表する三人のオピニオンリーダーと語る「生」と「死」。

目次

第1章 豊かな人生の最終章―人間は物語を生きている(柳田邦男(ノンフィクション作家))(日本の在宅医療の現状;在宅ケアと病院のホスピスの歩み;終末期医療の広がりのなかで ほか)
第2章 生きる力、生かす力―いのちのバトンタッチ(中村桂子(JT生命誌研究館館長))(「人生で最初の死」との出合い;「いのち」の誕生から見つめ続ける;「生き物」とは「反応するもの」である ほか)
第3章 自分を失わずに生きる―与えてこそ自分も生かされる(曽野綾子(作家))(「多くを受けて、多くを与える幸い」;人との関係で大切な感謝と信頼;生と死を教える教育の必要性 ほか)

著者等紹介

内藤いづみ[ナイトウイズミ]
1956年生まれ。山梨県市川三郷町(旧・六郷町)出身。福島県立医大卒業後、東京女子医大内科等に勤務。1986年から英国プリンス・オブ・ウェールズ・ホスピスで研修を受け、1995年、甲府にふじ内科クリニックを設立、院長となる。日本ホスピス・在宅ケア研究会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たかこ

49
在宅ホスピス医の内藤いづみ先生。以前とある講座でお話を伺ったことがあり、ずっと本を読みたいと思っていた。中でもこの本は、柳田邦男さん、中村桂子さん、曽根綾子さんとの対談。「いのちのメッセージ」を社会に発信し続ける方と日々いのちとむきあっている内藤先生のお話は、とても濃密で、多方面から生きること、生き切ることについて考えさせられる。感情を豊かに持つこと、感情豊かな子どもを育てること、自己理解ができる感情の器があってこそ、いのちを考える土台ができるのではないか。「いのち」と「死」について、もっと話が聞きたい。2022/09/10

okatake

1
在宅ホスピス医が人生の大先輩たちと「いのち」の話しを繰り広げています。これだけの人たちと対等に話しができることがまずすごい。それだけ、真摯にご自身の仕事にかけてきたからでしょう。そして、対談相手の3氏もそれぞれの経験や考えをしっかり伝えてくれている。普通の対談よりも、真剣さや語りの熱さを感じさせてくれました。「いのち」、人の「生」と「死」についていろいろな側面から見るヒントが隠されています。2015/12/09

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