• ポイントキャンペーン

三田誠広の法華経入門

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784333019229
  • NDC分類 183.3
  • Cコード C0095

内容説明

わかりやすく親しみやすくひもといた「法華経って何」大宇宙のドラマがここに…。芥川賞作家が放つ渾身の力作。

目次

第1部 『法華経』は仏教思想の百科事典である(ウグイスは『法華経』と啼く;『法華経』には何もかもが書かれている;紫式部も『法華経』を読んでいた ほか)
第2部 『法華経』は釈迦の最後の教えである(釈迦の教えは沈黙から始まる―序品第一;ついに釈迦が口を開く―方便品第二;三車火宅のたとえ―譬諭品第三 ほか)
第3部 本物の『法華経』はここから始まる(無数の菩薩が地面から涌出する―従地涌出品第十五;ついに『法華経』の謎が解き明かされる―如来寿量品第十六;『法華経』を守る者への教え―分別功徳品第十七 ほか)

著者等紹介

三田誠広[ミタマサヒロ]
1948年、大阪生まれ。早稲田大学文学部卒業。1977年、『僕って何』で芥川賞を受賞。著書に、『いちご同盟』『鹿の王』『聖書の謎を解く』『般若心経の謎を解く』『碧玉の女帝 推古天皇』『星の王子様の恋愛論』など、小説、評論、エッセイと幅広い活動を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おとしん

2
鎌倉33観音巡りを行っている今、心にしみる内容でした!とまでは言えません…。だってやっぱり難しい。壮大なイメージと法華経の内容が少し分かっただけだけど、自分の中の何かが動いた感覚は確かにあります。2011/01/04

ひろみ星☆

1
法華経、面白い。SF映画もびっくりのスペクタクル。大学のとき一般教養であった宗教学まじめに受けておけばよかったと、ちょっと後悔。2500年前から脈々と受け継がれてきた先人たちの教えをキャッチしたい。私の幸せのために。世界の平和のために。2010/12/11

i-miya

1
平田篤胤、『法華経』について 「能書きばかりで丸薬がない」と批判 上座部仏教「小乗仏教」 大乗 法華経 霊鷲山(りょうじゅせん) 仏教教団本拠地 第15章=「従地涌出品」 突然の大地震で大地が裂け大量の菩薩たちが涌き出す 「法身の釈迦」 「応身の釈迦」 釈迦の本体は抽象的な「真理」そのもの 化身 前半・・・迹門(しゃくもん)・・・生身の人間としての釈迦 後半・・・本門・・・ 道元の禅の哲学 『正法眼蔵』 釈迦牟尼の生い立ち 本尊・・・釈迦如来 左右・・・普賢菩薩、文殊菩薩2008/01/17

横丁の隠居

0
法華経の入門書として出色のものだと思います。あくまで文学作品としてとらえてその構成、スペクタクル性に焦点をあてて平易な解説がなされています。法華経は大乗仏典の中でも特異な位置をしめていて、とにかく自己言及が多くて、はったりばかりで、すごいぞうすごいぞうこのお経はすごういぞうと繰り返し、剥いても剥いても結局は芯のないたまねぎみたいな経典だと思いますが、確かに一文学作品、あるいはオペラだと思えばいいのかもしれません。2014/07/26

クリフトン

0
言葉にならないものを語るとはどういうことなのだろう 言葉に限界があることはわかる 時空を越え遍くあるとされる「法身の釈迦」 それは「諸行無常」の例外なのだろうか 変化することは変化しないということか 読んでいて「反覆」や「永劫回帰」は案外それに近いところにあるのではないか とぼんやりと思った2018/04/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/168089
  • ご注意事項