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出版社内容情報
日本の文明開化から約百年間の生活文化の移り変りについて、特に西洋風の導入が、私たちの衣食住などの生活様式や習慣、生活感情などにどのような変化をもたらしたかを中心に解説。
内容説明
第1部は、日本人の生活を文化という視点から捉え、とくに、現代に関わりの深い明治以降における西洋影響の曲折と、日本の風土が長い年月に育んできた生活の中の美について述べた。第2部は、私たち人間の生活文化を具体的に示す「もの」に焦点を当てて、私たちが何にこだわって「もの」を選び、それをどのように使い、また入手し、管理しているか、それが私たちの生活のスタイルの形成にどのように寄与しているかを、近代日本のいくつかの事例に基づいて述べた。
目次
第1部 近代化の歩みと日本の美(近代のはじまり;西洋化の過程;日本の生活と美)
第2部 「もの」とくらす(「もの」へのこだわり―何をもち、どう使うか;「もの」と「くらし」の周辺;衣生活の現代―変わるもの、変わらないもの)
著者等紹介
小池三枝[コイケミツエ]
お茶の水女子大学名誉教授
柴田美恵[シバタミエ]
千葉大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。