廣済堂ライブラリー<br> 思考する格闘技―実戦性・競技性・精神性と変容する現実

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廣済堂ライブラリー
思考する格闘技―実戦性・競技性・精神性と変容する現実

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784331850114
  • NDC分類 788
  • Cコード C1075

内容説明

「戦う」教授、喧嘩からPRIDEまで考察する。実戦空手家である著者が自らの体験をもとに、90年代に起きた格闘技界におけるビッグバンの意味から武道の現代的意義、格闘技の弁証法哲学までを縦横無尽に論じる。

目次

第1章 格闘技界に何が起きたのか
第2章 わがビジネスマン空手道(「殴られる私」のケンカ論;ビジネスマン空手家日記;ビジネスマン空手家の信条)
第3章 「格闘技の哲学」というジャンル
第4章 武道とは何か(武道と国際化;自己規制の技術としての「武道」;格闘技における競技性・武道性・経済性)
終章 格闘技界の片隅から―総合格闘技の行方

著者等紹介

松原隆一郎[マツバラリュウイチロウ]
1956年、兵庫県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は社会経済学、相関社会科学。消費社会化した資本主義の現実を、詳細な取材と思想史の両面から分析している
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岸野令子

2
タイトルがいいねと思って読んでみました。TVで柔道の試合など見ても全然面白くないのですが、柔道とJUDOは別物なんですね。運動苦手の私は、格闘技のルールも、各種格闘技の違いも判らないんです。そして理論で判っても身体が思い通り動くはずもなく、運動の出来る人を見るだけ。それでも、この本を読んだから、ちょびっとは観戦の見方が変わるかな。2012/10/14

Arowana

0
「する側」と「見る側」の認識の違い。格闘技の本質(アイデンティティ)とは。誰のためのもの?何を目指すの?自己修身?仕事?楽しむため?リアルを追求するため?比較し優劣をつけることの意味は?さまざまな観点から論じる本。2012/07/29

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