オール図解!ピケティが教えてくれた格差と貧困のカラクリ―『21世紀の資本』これだけ知っていればいい

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オール図解!ピケティが教えてくれた格差と貧困のカラクリ―『21世紀の資本』これだけ知っていればいい

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784331519363
  • NDC分類 331.82
  • Cコード C0095

内容説明

広がる格差社会にどう立ち向かうか?不平等な社会、不公正な制度をどう正すか?「本当の豊かさ」とは何か?こんな疑問に答えます。ピケティと『21世紀の資本』理解の決定版。

目次

1 ピケティと『21世紀の資本』(大ボリュームの『21世紀の資本』にはどんなことが書かれているの?;経済学者トマ・ピケティとは、いったいどんな人物なのか? ほか)
2 “資本(富)”とは何か(近代の大家が打ち立てた経済理論を一刀両断する;格差は資本の価値が高まることで拡大する ほか)
3 格差はどうして生まれ、広がるのか(世襲型中流階級の登場で格差は縮小した;少数の上位所得者は、増え続けている ほか)
4 格差を解決するための方法(見えない、見出せない富の分布;国家は集めた税をどのように使うのか ほか)
5 ピケティから見た日本の今とこれから(日本の経済政策―アベノミクスによる格差;日本の雇用―正規社員と非正規社員の格差 ほか)

著者等紹介

藪下史郎[ヤブシタシロウ]
1943年、兵庫県生まれ。早稲田大学名誉教授。東京大学経済学部、イェール大学大学院を卒業後、東京都立大学経済学部、横浜国立大学経済学部を経て、早稲田大学政治経済学術院教授に就任。2014年に同職を退官。専門は応用マクロ経済学と金融論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海恵 ふきる

9
表紙はトンデモ本のようにも見えるが全くそんなことはなく、きちんと『21世紀の資本』の記述に基づき簡潔にポイントがまとめられている。ピケティの理論を説明するうえで重要な計算式が、具体的な例を用いつつ図解されているので、かなりわかりやすい。2020/11/06

ROCKDOWN

5
『21世紀の資本』が噛み砕いて解説してあり、ピケティの主張の骨子を掴むことができた。資産を持たない者が持つ者を超えられないメカニズム、累進制の富裕税の導入こそが格差是正の方法であることが、様々な根拠や歴史的事実に照らして示されている。格差や貧困が憎むべきもので是正されることが望ましいのは当然だが、同時に「持たない者」がやみくもに頑張っても限界があることを認識した。「何のために働くのか?」「どのように人生設計するか?」を自分なりに考えるきっかけを得られた気がする。本編にもチャレンジしたい。2021/09/25

鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)

4
のうみそがついていかんかった。章末に腕試しクイズがついているのは良かった。2021/03/12

おおたん

4
ピケティが気になっていましたが、21世紀の資本を読むパワーが無かったため、こちらの要約本を読ませていただきました。掻い摘んだ情報だと思いますが、ある一定の概要を把握できたと思います。知らなかったこともあり、勉強になりました。ピケティが気になっている方は、まずは入門書的に読まれてもいいと思います。2020/02/11

Zing

4
ピケティの21世紀の資本、のまとめ本。 ひたすら格差広がってるぜー!という内容。 やっぱ負け組にならないためには投資しないといかんな。2018/07/14

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