内容説明
ビートルズの世界デビュー盤『ミート・ザ・ビートルズ』とともに始まるロック時代の名盤60枚をロック評論の第一人者が厳選し、それぞれの時代的・音楽的意義を鋭く論じる。ボブ・ディラン、ストーンズ、ビーチ・ボーイズ、ピンク・フロイド、ジミ・ヘンドリックス、レッド・ツェッペリン…60年代ロックファンの必読書に名盤10枚が加わった増補・改訂版。
目次
ビートルズ『ミート・ザ・ビートルズ』―すべてはここから始まった。ビートルズの世界デビュー・アルバム、ジョンの声の威力!
ビーチ・ボーイズ『オール・サマー・ロング』―幻想としての「終わりなき夏」のサウンドトラック、ビーチ・ボーイズ前期の傑作
デイヴ・クラーク・ファイヴ『グラッド・オール・オーヴァー・アゲイン』―ドゥ・ユー・ラヴ・ミー?熱風の如きマイク・スミスのシャウト・ヴォーカル!
アニマルズ『シングル・EP・コレクション』―初期3年間の集大成、エリック・バードンの歌とアニマルズの演奏にみなぎる殺気
ヤードバーズ『ファイヴ・ライヴ・ヤードバーズ』―熱きライヴ、燃え上がるキース・レルフのブルース・ハープ、疾走するクラプトンのギター
チャック・ベリー『セントルイス・トゥ・リヴァプール』―1964年を象徴する「イギリスの侵攻」への回答、ロックンロールの巨人が残した名作
ボブ・ディラン『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』―エレクトリック・ディランが表現する新たな言語と文法、作曲家としての可能性
ベンチャーズ『ベンチャーズ・イン・ジャパン』―伝説のライヴ、波しぶきを上げるエレキ・サウンド、疾風怒涛のメル・テイラー!
バーズ『ミスター・タンブリン・マン』―フォーク・ロックの誕生、12弦エレクトリック・ギターが奏でる永遠のサウンド
ポール・バターフィールド・ブルース・バンド『ポール・バターフィールド・ブルース・バンド』―最強のホワイト・ブルース・バンド、容赦なく切り込むマイク・ブルームフィールド〔ほか〕
著者等紹介
中山康樹[ナカヤマヤスキ]
1952年大阪府生まれ。少年時代に聴いたビートルズや洋楽がきっかけでロック、ポップス、ジャズのファンになり、その後、ジャズ専門誌『スイングジャーナル』の編集長や制作プロデューサーを経て現在は音楽評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひでぞー
サカモトマコト(きょろちゃん)
hr
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