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廣済堂新書
昭和歌謡1945~1989―歌謡曲黄金時代のラブソングと日本人

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  • サイズ 新書判/ページ数 269p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784331517710
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0295

内容説明

『リンゴの唄』で始まり、『川の流れのように』で終わった激動の戦後昭和。焼け跡と貧困の昭和20年代、奇跡の高度成長に湧いた30~40年代、豊かさの陰で心の喪失感が出てきた50~60年代。いつの時代も日本人の心に寄り添ったのは歌だった。昭和という歌謡曲黄金時代のヒットメーカー平尾昌晃が、数え切れないヒット曲の中から厳選し、“うた先案内人”として昭和歌謡を旅する。

目次

第1章 昭和20年代1945~1954(リンゴの唄(並木路子・霧島昇)
東京ブギウギ(笠置シヅ子) ほか)
第2章 昭和30年代1955~1964(ここに幸あり(大津美子)
有楽町で逢いましょう(フランク永井) ほか)
第3章 昭和40年代前半1965~1969(涙の連絡線(都はるみ)
君といつまでも(加山雄三) ほか)
第4章 昭和40年代後半1970~1974(圭子の夢は夜ひらく(藤圭子)
誰もいない海(トワ・エ・モア) ほか)
第5章 昭和50~60年代1975~1989(年下の男の子(キャンディーズ)
シクラメンのかほり(布施明) ほか)

著者等紹介

平尾昌晃[ヒラオマサアキ]
東京生まれの湘南育ち。慶應義塾高等学校在学中、日本ジャズ学校入学。1958年「リトルダーリン」で歌手デビュー、ロカビリー旋風の立役者となる。「星はなんでも知っている」「ミヨチャン」が大ヒット。66年「おもいで」「銀の涙」で作曲家デビュー。67年「霧の摩周湖」(布施明)、「渚のセニョリーナ」(梓みちよ)で日本レコード大賞作曲賞受賞。71年「よこはま・たそがれ」(五木ひろし)、「わたしの城下町」(小柳ルミ子)が大ヒット。72年「瀬戸の花嫁」(小柳ルミ子)で第3回日本歌謡大賞、73年「夜空」(五木ひろし)で第15回日本レコード大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nadaha

1
昭和という時代には時代とともに歌があった。世代を問わず誰もが口ずさめる曲があって、国民みんなでブームに酔えたよね、という話。歌謡曲というジャンルを時代性を併せて勉強するには適した一冊なのだけど、筆者の交友関係やレコード会社に依る紹介も多くて客観的な目線があるかというと少し微妙。裏話的なのは面白いけど。というか、僕が著者の平尾さん自体知らなかったというのもあったので、自分語りをされてもイマイチぴんと来なかった。紹介されてる曲は知らないのも多くて、聞いてみると歌詞やメロディラインが優れたものがたくさんあった。2013/11/28

Kazuo Ebihara

0
平尾昌晃は、元ロカビリー歌手で、人気作曲家。 平尾が選んだ昭和歌謡の名曲は 「リンゴの歌」から、「川の流れのように」まで全77曲。 その歌の成立の背景から、 歌手、作曲家、作詞家の裏話、 上手な歌い方まで語り尽くした。 自身の半生紀にもなっており、 自ら作曲した歌についての秘話が滅法面白い。 平尾は言う。 今の歌は、みんなで歌えない。 「誰でもすぐに歌える」 「いつまでも歌いたくなる」歌こそが、名曲だと。 では、皆さん、昭和歌謡曲、ご唱和ご一緒に。 2013/11/02

nananacalling

0
YouTube開きながら読んだ。2020/08/14

こんきち

0
懐かしさに、青春時代を思い起こさせる一冊になりました。2018/04/27

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