内容説明
『リンゴの唄』で始まり、『川の流れのように』で終わった激動の戦後昭和。焼け跡と貧困の昭和20年代、奇跡の高度成長に湧いた30~40年代、豊かさの陰で心の喪失感が出てきた50~60年代。いつの時代も日本人の心に寄り添ったのは歌だった。昭和という歌謡曲黄金時代のヒットメーカー平尾昌晃が、数え切れないヒット曲の中から厳選し、“うた先案内人”として昭和歌謡を旅する。
目次
第1章 昭和20年代1945~1954(リンゴの唄(並木路子・霧島昇)
東京ブギウギ(笠置シヅ子) ほか)
第2章 昭和30年代1955~1964(ここに幸あり(大津美子)
有楽町で逢いましょう(フランク永井) ほか)
第3章 昭和40年代前半1965~1969(涙の連絡線(都はるみ)
君といつまでも(加山雄三) ほか)
第4章 昭和40年代後半1970~1974(圭子の夢は夜ひらく(藤圭子)
誰もいない海(トワ・エ・モア) ほか)
第5章 昭和50~60年代1975~1989(年下の男の子(キャンディーズ)
シクラメンのかほり(布施明) ほか)
著者等紹介
平尾昌晃[ヒラオマサアキ]
東京生まれの湘南育ち。慶應義塾高等学校在学中、日本ジャズ学校入学。1958年「リトルダーリン」で歌手デビュー、ロカビリー旋風の立役者となる。「星はなんでも知っている」「ミヨチャン」が大ヒット。66年「おもいで」「銀の涙」で作曲家デビュー。67年「霧の摩周湖」(布施明)、「渚のセニョリーナ」(梓みちよ)で日本レコード大賞作曲賞受賞。71年「よこはま・たそがれ」(五木ひろし)、「わたしの城下町」(小柳ルミ子)が大ヒット。72年「瀬戸の花嫁」(小柳ルミ子)で第3回日本歌謡大賞、73年「夜空」(五木ひろし)で第15回日本レコード大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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