内容説明
ふるさとづくり大賞総理大臣賞、全国防災まちづくり大賞を受賞し、「日本で一番住みたい団地」とまで言われる大山団地(東京・立川市)。青少年対策、高齢者対策などでユニークな取り組みを実現するこの自治会の根底にあるのが“向こう三軒両隣”の精神。命を守り、人を救う自治会のあり方を解き明かします。
目次
序章 私たちは東日本大震災にこう対処した
第1章 私が自治会長になった理由
第2章 住民に必要とされる自治会を目指して
第3章 コミュニティビジネスで財政を強化
第4章 自立した町づくりに必要なこととは
第5章 地域ぐるみで子どもを育てる
第6章 自分たちで守る防災防犯
第7章 「向こう三軒両隣」で孤独死を防ぐ
第8章 いきいきと輝く創年を目指して
著者等紹介
佐藤良子[サトウヨシコ]
1942年宮城県生まれ。1989年有限会社エスク設立、取締役専務に就任。1999年から、東京都立川市の大山団地で、自治会会長として活躍。加入率100%、孤独死ゼロも実現。自治会葬を手がけるなど、行動派の運営で、日本一の自治会と称される大山自治会を取りまとめている。2004年内閣府男女共同参画局「女性のチャレンジ賞」受賞。2011年地域活動功労者賞を東京都より受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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