浅草映画研究会

浅草キッド/中条 省平【著】

廣済堂出版（2009/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 333p／高さ 19cm
• 商品コード 9784331514290
• NDC分類 778.04
• Cコード C0095

内容説明

浅草キッドと中条省平が語り倒す抱腹絶倒の映画読本！話題の新作から巨匠たちの名作まで全１８作品を徹底研究。

目次

アビエイター―人生そのものが映画ばりのストーリーだ！！２０世紀を代表する大富豪ハワード・ヒューズ
ミリオンダラー・ベイビー―「裁き」をテーマに「善悪の彼岸」を描くイーストウッド渾身のボクシング映画
クラッシュ―卓越した「テレビ的構成力」で、人々が“衝突”するアメリカの真の姿を描写
バベル―メキシコ独自の死生観から生まれた四ヵ国をめぐる同時多発的群像劇の傑作
ロベール・ブレッソン―人間の「罪と罰」を撮り続けた映画史上に残るフランスの奇才監督
めまい―めくるめく“愛”の恐怖と歓喜を描いたヒッチコックが贈る珠玉のサスペンス映画
パルプ・フィクション―オタク的センスで映画的財産を引用＆ＭＩＸ！世界一有名なＢ級映画マニアの大出世作
ロマン・ポランスキー―放浪生活→妻の惨殺→淫行疑惑→海外逃亡映画とともに流転の人生を歩む世界的巨匠
スタンド・バイ・ミー―少年時代の冒険と友情、そして人生の深く苦い幻影を描いた「生涯で二度見る映画」
ハマー・ホラー―「早い・安い・うまい」で古典的名作を量産！２大ホラースターを輩出したイギリスの名門
ルイス・ブニュエル―夢の無意味さを「奇妙な笑い」に転換したシュルレアリスム映画のオリジネーター
少林サッカー―香港ナンバー１の映画スターが手がけた２０００年代カンフー映画の最重要作品

著者等紹介

中条省平［チュウジョウショウヘイ］
学習院大学フランス語圏文化学科教授。パリ大学文学博士。１９５４年、神奈川生まれ。１９８４～８８年、フランス政府給費留学生として渡仏。１９８８年、東京大学大学院博士課程単位取得修了。２００３～０７年、朝日新聞書評委員を務める。２００９年より手塚治虫文化賞選考委員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[mittsko]

生涯13冊目の映画本　CS番組での対話の記録、すごく読みやすい　活字だが、浅草キッドの話芸も楽しめる☆　博士と玉袋両名からは、映画との付き合い方、楽しみ方、映画に対する映画好きのスタンスがよく伝わる　これは、僕のような映画好きの映画学シロウトには大変励みになる　そこに、中条先生が映画学の基礎的な素養を　上手にはさみこんでくれる　紙上授業の趣もある　とても勉強になった　それにしても、映画本を読めば読むほど、自分がどれだけ映画を観てないかがわかってしまう　つらいけど励みになる　がんばろー。

2011/04/11

[キムトモ]

教授がおもしろい

2010/03/28

[ホリエンテス]

洋画の有名どころを解説。残念ながらキチンと観たことない作品ばかりなので、「そうなのか。」と言った程度。

2015/11/27

[120GB]

ホームセンターのワゴンから。おかげ様で楽しい映画に出会えた。映画を観たあとにこの本を読むとより楽しい。

2014/12/27

[ハンギ]

くだらなさそうなB級映画からハリウッド映画、モノクロ映画、アート映画まで幅広くフォローしているけどけっこう下品。ヒッチコック、スコセッシ、クリストファー•ヒル、ブレッソンと色々知らない映画の監督や作品がわかってよかったと思う。

2014/11/16