内容説明
10年、20年の保証なんて冗談じゃない。100年もつのが本物の家だ!伝統的な建築技術を伝えるには何が必要なのか。「職人の心意気」に溢れた本。
目次
第1章 今の家は二十年しかもたない(この本は私の遺書代わり;職人は人間の心の風景を形づくるもの;「十年は保証します」だと、ふざけるな ほか)
第2章 こんな家は買ってはいけない(土地選びのコツ;古い地名を見れば土地がわかる;広い土地でも変形地はダメだ ほか)
第3章 憧れの「無垢の家」はこうして造る(玄関は広く明るく品よくしたいもんだ;外開きの玄関ドアがまずは無難だよ;無垢の建具に無垢の下駄箱。これも上品でいい ほか)
著者等紹介
前場幸治[ゼンバユキジ]
1933年神奈川県厚木市生まれ。宮大工だった父親に子供の頃から仕込まれた、三代目の大工。自然乾燥無垢材を駆使した伝統の在来軸組構法を頑なに継承し、啓発する。株式会社前場工務店会長。大工道具資料館館主、厚木市文化財保護審議会委員、厚木市史編纂委員、厚木市技能職団体連絡協議会相談役、厚木市文化財協会理事、古代相模文化主宰。87年厚木市長より卓越技能者表彰、96年神奈川県知事より優秀技能者表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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