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精神科医がうつ病になった―ある精神科医のうつ病体験記

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784331508879
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

支えとなるにはどうすればいいのか 偏見をなくしていくためには―悩めるすべての人に送る1冊。一度は離職しながらも、完全に復職した現役精神科医の衝撃的手記。

目次

第1章 根底
第2章 きざし
第3章 発病
第4章 闘病生活
第5章 復職
終章 二人への手紙

著者等紹介

泉基樹[イズミモトキ]
1969年生まれ。現役精神科医。平成8年にS大学医学部を卒業後、J大学付属病院精神科にて2年間の初期研修。平成10年よりM病院精神科にて1年2ヶ月、研修。平成10年の秋頃からうつ病になり、抗うつ薬を服用しはじめる。平成11年6月、J大学付属病院精神科に戻り、研修を続ける。同年11月より、うつ病の症状悪化のため、3ヶ月間病休。平成12年2月より復職し、O病院に派遣され、現在も常勤医として勤務中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらげ@

7
(☆☆)精神科医のうつ病体験記とありましたが、小説?うーん、ドラマみたい。親友をうつ病で失くし、精神科医を目指すが、自分もうつ病になってしまう。そこから復職するまでの話。思考の柔軟性が乏しい、白黒思考、責任感という名の頑固さ、うまくいかなければ「失格」という極端さ・・うーん、そこに反省はないのか。そこまで薬を飲んでいたのなら主治医である先輩が早々に休職させるべきだったのではないかと不思議に思う。2016/06/30

えはな

3
誰でもうつ病になる、病気を知り治療者たる医師も例外ではないということを知った。またその誰でも罹患する事実こそがこの病気の怖さであることも実感できた。  とはいいつつ、誰にでも起こりうるということは、風邪や怪我など他の病気とも原理的には同じであり、必要以上に構えず付き合っていけば良いのかもしれない、という気持ちにもなった。  あと頑張りすぎは良くないってことも学んだ。僕も、著者も戻れなくなるとこまで行かなくて本当に良かったと思う。2019/12/16

まあやん

2
ドラマのような実話だった。壮絶だった。鬱なのに薬を極限まで飲んで頑張れるのが信じられない。薬を悪く言う風潮があるけれども必要な時には薬はやっぱり必要なのだと思った。自分の鬱っぽさは鬱病ではないと分かった。私はこんなに頑張れない。2023/04/14

さだはる

2
これは本当に実話なの?と思うほど、ヒューマンドラマ的な内容。本人が言うように鬱を患ってしまったとはいえ、環境に恵まれていたんだと思いました。人を傷つけ、人に傷つけられとありましたが、どんな風に傷つけ、どんな事で傷くのかもう少し詳細に書いてあると、もっと現実味を帯びくるんだけど。そうすると、自分の悩みと被るところも出てきて、参考に出来たのではないかと感じました。2016/06/27

telephone

2
たまたま図書館で見つけて読んだ。青春小説のような趣き。文字数は多くないので、さらりと読める。2014/06/15

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