内容説明
はるか彼方の星々を眺めるように文学の世界を歴史の世界を旅してみれば…。望遠鏡でのぞいた文学と歴史の世界12の池内ワールド。
目次
星はすばる
伸び縮む奇なる眼鏡
古郷を磁石に探る霞かな
真珠の見がほし御面
ふらんどや桜の花をもちながら
あさがほに我は食くふをとこ哉
曼珠沙華二三本
夕日美し竹の春
きのふは過てふくと汁
つれづれに鰹は食ふな
南天の赤き実よ実よ
蛍火の鞠の如しや
著者等紹介
池内了[イケウチサトル]
1944年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、名古屋大学大学院教授。宇宙物理学専攻。特に、宇宙の構造と進化を論じる観測的宇宙論を専門とする。科学評論やエッセイも手がける
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