Kosaido books<br> おたく少女の経済学―コミックマーケットに群がる少女達

Kosaido books
おたく少女の経済学―コミックマーケットに群がる少女達

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784331006801
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0230

内容説明

同人誌に漫画を描き続ける少女達…。それらを買い求めるためにコミックマーケットに群がる少女達…。彼女達はなぜ描き、買い求めるのだろうか、おたく少女の心情を探り、生態を分析。

目次

第1章 おたくのイベントって何?
第2章 ジャンルによっておたく気質はどう違うか
第3章 オリジナリティは無条件に「偉い」のか
第4章 同人誌と商業誌を隔てるのは資本の論理だけなのか?
第5章 おたくはボリュームゾーンをリードする

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

check/murasaki

1
他の方のレビューにも書かれている通り、自分もこれは評論というより著者の私見が多く入っていて毒にも薬にもならないエッセイという印象が強かった。ただ、この本が刊行されたのは90年代前半の頃なので、その頃の同人・コミケ界隈の事情を知る上での歴史的な価値はあるのではと思った(コミケ会場が晴海だった、当時の流行ジャンルがJリーグ、キャプテン翼。スラムダンクとか)。2017/10/01

あみだ

0
おたく分析の性格上仕方ないかもしれないけど、研究書というよりエッセイ。ただ、おたく第一世代を称する筆者ならではの視点で書かれていたのが面白かった。私自身は第一世代を直接知らないし、むしろ第四世代に分類されるオタクであろうが、ピンクハウスを「懐かしい」という感覚で読んだ。あと、筆者がJリーグが好きなのはわかった。2015/10/14

しげ

0
興味深いテーマで問題提起をしてあるものの、途中で「おたくである筆者がどうしても書きたくなったエピソード」がどんどん挟まれていき「結局なにが言いたかったの?結論はなんだったの?」と思うことが多かったです。ほとんどが筆者の「わたしが見た感じの印象はこうだったから、きっとこういうことに違いない!」というような憶測で論じられているので、あまり納得することができませんでした。ただ、おたく少女のリアルな生態や、90年代のおたくカルチャーについて、具体的に、そして赤裸々に書かれてたので、その点は面白かったです。2012/02/11

tomino

0
最後のほうが読みにくくって、時間がかかってしまった2008/06/26

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