翻訳の技法―英文翻訳を志すあなたに

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翻訳の技法―英文翻訳を志すあなたに

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  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784327451226
  • NDC分類 801.7
  • Cコード C1082

出版社内容情報

 数多くの翻訳で知られる著者が、翻訳の初歩の初歩から上級の技術まで、失敗例・優れた例を多く見せながら実践的・具体的に指導。

はじめに--けわしい山に登る苦しさと楽しさ
第1部 翻訳の基礎
 第1章 実践して初めてわかる翻訳論の有用性
  Ⅰ こんな本がいまさらなぜ必要か/Ⅱ そもそも翻訳は可能か?/Ⅲ 私自身の反省
 第2章 翻訳理論を学ぶ
  Ⅰ ナイダ博士との出会い/Ⅱ 翻訳の手順,そして「フィードバック」操作/Ⅲ 翻訳者に向いている人,いない人
第2部 翻訳の技法
 第1章 原文の分析
  Ⅰ 大脳をしっかり使って翻訳する/Ⅱ 本格的に分析をしてみると
 第2章 正しい解釈をするために
  Ⅰ 用意しておくべき辞書・参考書/Ⅱ 常識を働かせる
 第3章 原文の表面構造をどこまで生かすか
  Ⅰ 直訳調か,思い切った意訳か/Ⅱ 表から訳すか,裏から訳すか/Ⅲ 解説的な翻訳をしてもよいか/Ⅳ 翻訳者は原文のメッセージを修正してもよいか
 第4章 再構成と推敲
  Ⅰ 読者の身になって訳す/Ⅱ 翻訳者は黒衣に徹すること/Ⅲ 推敲の例/Ⅳ 訳者の独りよがり/Ⅴ 訳文のチェックポイント
第3部 実践篇--さあ,実際に訳してみよう
 第1章 短文の翻訳から始める
  Ⅰ まずは小手試し--やさしくても手を抜かない/Ⅱ 前後関係を想像しながら訳してみる/

内容説明

英文翻訳のプロを目指す人に、原文の奥を洞察し、そのイメージを再現する日本語を再構成する方法を教えます。

目次

第1部 翻訳の基礎(実践して初めてわかる翻訳論の有用性;翻訳理論を学ぶ)
第2部 翻訳の技法(原文の分析;正しい解釈をするために;原文の表面構造をどこまで生かすか;再構成と推敲)
第3部 実践編―さあ、実際に訳してみよう(短文の翻訳から始める;いよいよ長文に挑戦する)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ecriture

9
1995年に国際基督教大学で行われた「翻訳文化論」の受業をもとに書かれている。ネイティブの学生を相手に聖書の翻訳論争を繰り広げて勝利したり、トバイアス・ウルフの短編の誤訳を認めて、その後出された村上春樹訳の鮮やかな手腕を褒めたり(ブレインは勿論柴田元幸なのだが)と、豊富な英文と訳例に印象深いエピソードが盛り込まれて面白いのにとても勉強になるスグレモノ。慎重な吟味なしにお手軽な翻訳ばかりしている訳者はバッサバッサと切っていく。2014/03/30

Nobu A

5
購読本読了。宮脇孝雄、中村康男と翻訳家大御所のを続けて読んできたが、一番バランスの取れた翻訳入門書。どれも実務翻訳ではなく文芸翻訳で内容が難しいが、翻訳の心構えは共通点。違いは理論に裏打ちされ、かなり体系化し、翻訳と単なる英語力の差異が明確であること。3部構成の最後は実践的練習問題+懇切丁寧な解説。3人が異口同音に翻訳は想像・創造力と言っているが、それを生み出すのは翻訳先の言語、日本語産出力だとつくづく思う。的を射る表現がすぐに思い浮かばない。己の日本語の貧困さを痛感。次は実務翻訳入門書を読んでみたいな。2019/04/03

羽生沢

2
勉強用。和訳という作業は一見単純そうに見えて意外と奥が深い。2014/08/11

Unicorn

2
翻訳学校の先生から教えていただいた。翻訳に関する本を読めば読むほど、英語も日本語も侮ってはいけないな、と思わされる。また、練習問題も簡単に見えても、実際には結構難しく、自分の実力不足を痛感させられた。2013/07/03

アルフレッド

2
1997年に発行されたため、古い情報もあるが、筆者の経験から抽出された基本的な翻訳のノウハウが書かれている。勉強になった。2013/06/21

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