出版社内容情報
本書でチョムスキーは言葉と心と脳の関係についての考察を発展させ、近年の言語学での研究を成長著しい神経科学の分野に結びつける。
内容説明
本書でチョムスキーは人間の自然本性としての言語と心と脳の関係についての考察を発展させ、言語研究から近年成長著しい脳科学の成否を指摘している。明快な序文、詳細な論考に続き、チョムスキーの洞察力に満ちたインタヴューが、わかりやすく簡潔に最新の言語理論へと導いてくれる。そのおかげで、彼の唱える生物言語学と極小主義プログラムが誰にでも理解しやすくなっている。そして、社会と政府における知識人の役割についてのエッセイで本書を締めくくっている。
目次
第1章 編者による序論:言語理論における幾つかの概念と諸問題
第2章 言語と精神についての展望
第3章 言語と脳
第4章 極小主義についてのインタヴュー
第5章 世俗司祭と民主主義の危機
著者等紹介
チョムスキー,ノーム[チョムスキー,ノーム][Chomsky,Noam]
マサチューセッツ工科大学(MIT)特任教授(Institute Professor)、言語学・哲学部名誉教授。言語学、言語哲学。Ph.D.
ベレッティ,アドリアナ[ベレッティ,アドリアナ][Belletti,Adriana]
シエナ大学文献学部教授。ロマンス語理論言語学、言語獲得。Ph.D.
リッツィ,ルイジ[リッツィ,ルイジ][Rizzi,Luigi]
シエナ大学哲学・社会科学部教授。ロマンス語・ゲルマン語比較統語論。Ph.D.
大石正幸[オオイシマサユキ]
東北学院大学文学部教授。言語学。文学博士
豊島孝之[トヨシマタカシ]
九州工業大学大学院情報工学研究院准教授。言語学。Ph.D.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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