出版社内容情報
古代ローマ時代に刻まれた碑文約100点を紹介しながら、古代ローマの歴史・社会・市民生活を語る歴史読み物。碑文という生の素材を通じて、歴史を彩る皇帝たちや名もない人々の生の声を体感できる。巻末に年表・地図付き。
教科書に載っていない、大人のための古代ローマ史。
古代ローマ時代に刻まれた碑文約100点を紹介しながら、ローマの歴史・社会・市民生活を語る歴史読み物。碑文という生の素材を通じて、歴史を彩る皇帝たちや名もない人々の生の声を体感できる。各章に設けた「碑文の解読に挑戦」コラムでは、碑文を読み解く楽しさも味わえる。また、第2部「碑文カタログ」では、碑文約30点をラテン語原文・日本語訳・写真付きで紹介し、個々の碑文についての解説を行う。カラー口絵、年表・地図付き。
序論:ローマ市街の碑文を歩く
第1部:碑文でたどるローマの歴史・社会
第1章 たちあがるローマ
第2章 皇帝たちのローマ
第3章 ローマ帝国終焉への道
第4章 ローマの食と水をめぐって
第5章 戦うローマ人
第6章 ローマ世界の広がり
第2部:碑文カタログ
年表/地図/主要参考文献 付き
【著者紹介】
本村凌二 (もとむら りょうじ)
専門は古代ローマ社会史。著書は、『薄闇のローマ社会』(東京大学出版会、1993年)、『ローマ人の愛と性』(講談社[講談社現代新書]、1999年)、『馬の世界史』(講談社[講談社現代新書]、2001年)、『多神教と一神教』(岩波書店[岩波新書]、2005年)、『興亡の世界史(4) 地中海世界とローマ帝国』(講談社、2007年)、『古代ポンペイの日常生活』(講談社[講談社学術文庫]、2010年)(以上単著)、『世界の歴史(5) ギリシアとローマ』(中央公論社、1997年)(共著)、など多数。
内容説明
教科書に載つていない、大人のための古代ローマ史。碑文という生の素材を通じて、歴史を彩る皇帝たちや名もない人々の生の声を体感できる。
目次
序論 ローマ市街の碑文を歩く
第1部 碑文でたどるローマの歴史・社会(たちあがるローマ;皇帝たちのローマ;ローマ帝国終焉への道;ローマの食と水をめぐって;戦うローマ人;ローマ世界の広がり)
第2部 碑文カタログ(奉納碑文;顕彰碑文;建築碑文;墓碑;法・決議碑文;グラフィティ・日用品、その他)
著者等紹介
本村凌二[モトムラリョウジ]
1947年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修了。文学博士(西洋史学)。現在、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授。放送大学客員教授。専門は古代ローマ社会史
池口守[イケグチマモル]
別府大学文学部准教授。ケンブリッジ大学古典学部博士課程修了。Ph.D.
大清水裕[オオシミズユタカ]
日本学術振興会特別研究員PD。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)
志内一興[シウチカズオキ]
中央大学・武蔵野音楽大学等、非常勤講師。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。博士(文学)
高橋亮介[タカハシリョウスケ]
ロンドン大学キングスカレッジ古典学科客員研究員/日本学術振興会海外特別研究員。ロンドン大学キングスカレッジ古典学科博士課程修了。Ph.D.
中川亜希[ナカガワアキ]
東京大学大学院総合文化研究科学術研究員。ボローニャ大学歴史学科博士課程修了。Ph.D.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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