出版社内容情報
現場の助産婦の声を通して,女が培ってきたお産の技術と文化を問う。更に男性助産婦導入の動きに対して,羞恥についての文献を渉猟し,産む側の羞恥心を中心に再考を促す。
【目次】
第1章 お産―女と男と
第2章 羞恥心をめぐって
第1部 1 ノルベルト・エリアス
2 ハンス・ペーター・デュル
3 ヘルマン・シュライバー
4 ルース・ベネディクト
5 柳田国男
6 作田啓一
7 井上忠司
8 土居健郎
9 内沼幸雄
10 マックス・シェーラー
11 東儀道子
12 ヘレン・M・リンド
第2部
1 未開と文明
2 女性対男性
3 月経―月経論―
4 月経に関する調査
5 医療の場
6 差別と羞恥心
第3章 助産婦への男性導入を考える
1 経過
2 男性助産婦への疑問
3 男性助産婦をめぐるQ&A
4 新聞への投稿とその反応
参考文献
あとがき
内容説明
現場の助産婦の声を通して、女が培ってきたお産の技術と文化を問う。さらに助産婦への男性導入の動きに対して、羞恥についての文献を渉猟し、産む側の羞恥心を中心に再考を促す。今後のお産のあり方を考えるために。
目次
第1章 お産―女と男と(ある夜、助産院で;助産院の印象;「自分で産んだ」実感―Tさんの体験;減少の開業助産婦 ほか)
第2章 羞恥心をめぐって(ハンス・ペーター・デュル;ヘルマン・シュライバー;マックス・シェーラー;東儀道子;未開と文明;女性対男性;月経―月経論;月経に関する調査;医療の場;差別と羞恥心 ほか)
第3章 助産婦への男性導入を考える(経過;男性助産婦への疑問;男性助産婦をめぐるQ&A;新聞への投稿とその反応)