出版社内容情報
脳死か心死かが問われ,死が個人の次元から社会問題になった時代。第一線の臨床医が,高度医療・老い・音楽・風景・味(食物)を切り口に,現代日本人の生と死の有様を探る。
【目次】
1 私の考える生死観
2 現代老人の生死観の多様性
3 音楽と現代人の生死観
4 風景・生の織り糸
5 味・生の支柱
6 高度医療は生死観をどう変えたか
7 死の不安は克服できるか
あとがき
内容説明
脳死か心死か、尊厳死・安楽死の是非が問われ、死が個人の次元から社会問題になった時代。第一線の臨床医が、高度医療・老い・音楽・風景・味(食物)を切り口に、斬新な視角から現代日本人の生と死のありようを探る。
目次
第1章 私の考える生死観
第2章 現代老人の生死観の多様性―見聞する事例・自分および身近な人々の事例から考える
第3章 音楽と現代日本人の生死観
第4章 風景・生の織り糸
第5章 味・生の支柱
第6章 高度医療は生死観をどう変えたか―医療技術の革新と生死観のパラダイム転換
第7章 死の不安は克服できるか