出版社内容情報
公平で「効率的で良質な医療」をどう実現するか。厚生省の政策能力の限界,医療関係者・団体の通説を共に痛烈に批判し,医療・政策を前進させる新しいパラダイム確立を提言。
【目次】
Ⅰ 90年代の医療
1 90年代の医療:予測と課題
2 病院の機能分化と看護・介護を考える
3 急増する私的病院チェーン
Ⅱ 医療と医療政策にみる視点
1 医療政策を分析する視点:方法論のパラダイム転換
2 リハビリテーション医療の効果と効率を考える
3 在宅ケアの問題を探る
4 長寿社会は灰色か?
Ⅲ 米国と英国の医療改革
1 DRGとは何か?
2 英国における医療営利化を活写した『疾病への寄生』
3 英国の国民保健サービス改革白書
あとがき
内容説明
公平で「効率的で良質な医療」をどう実現するか。一方で厚生省の政策能力の限界を具体的に示し,他方で医療関係者・団体に浸透している通説・俗説を批判して、日本の医療・医療政策を前進させる新しい視点・パラダイムの確立を提言。
目次
1 90年代の医療(90年代の医療―予測と課題;病院の機能分化と看護・介護を考える;急増する私的病院チェーン)
2 医療と医療政策をみる視点(医療政策を分析する視点・方法論のパラダイム転換;リハビリテーション医療の効果と効率を考える;在宅ケアの問題点を探る―医療経済学の立場から;長寿社会は灰色か―老人医療費をめぐる三つの誤解)
3 米国と英国の医療改革(DRGとは何か?―DRG方式の背景・影響とわが国への導入可能性;英国における医療営利化を活写した『疾病への寄生』;英国の国民保健サービス改革白書―NHS40年の歴史上最大の改革)