内容説明
芸術心理学という新たな視点で、伝統芸能から大衆文化まで、多岐にわたる芸術分野を分析。日本人の美意識の中にある「間」に、大衆の生活心理を見出す。
目次
1 芸術と娯楽(芸術の心理;日本芸術の背景―余情の美意識 ほか)
2 伝統芸術(芸術の伝統と創造について―日本の芸術・その心理と論理;伝統芸術は未来のものである ほか)
3 文学(今日の文芸について;反抗と虚無のデカダンス―その理論と心理 ほか)
4 芸能(流行歌の問題;ジャズの功罪 ほか)
5 映画(映画の分析―社会心理学的方法;アメリカ映画の分析―その逃避性と教訓性 ほか)