内容説明
「ワーク・ライフ社員」を前提とした仕事管理・時間管理へ。社員が意欲的に仕事に取り組むために不可欠な人材活用施策の実現に向けて。
目次
ワーク・ライフ・バランスと働き方改革
第1部 ワーク・ライフ・バランスの現状と課題(働く人々のワーク・ライフ・バランスの現状と課題;社員のワーク・ライフ・バランスの実現と管理職の役割;欧州企業における働き方とワーク・ライフ・バランス)
第2部 ワーク・ライフ・バランスを実現するための働き方改革(時間意識の向上のためのモデル事業と働き方改革;柔軟な働き方を可能とする短時間勤務制度の導入と運用;実務の現場から提案する残業削減の必要性と課題)
働き方改革を進めるために
著者等紹介
佐藤博樹[サトウヒロキ]
東京大学社会科学研究所教授。1953年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。法政大学経営学部教授等を経て1996年より現職。専門は人的資源管理
武石恵美子[タケイシエミコ]
1960年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了。博士(社会科学)。労働省、ニッセイ基礎研究所、東京大学社会科学研究助教授等を経て、2007年より現職。専門は人的資源管理論、女性労働論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まやま
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仕事絡みで図書館から借りてきて読んだが、よく整理されていて得るところが多く、自分で購入した。2015/10/17
ふみ
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題名通り、WLBを実現するためにいかなる働き方が求められるのか、現状と改革への課題を7名の研究者たちが取りまとめた本。ワークライフバランスにまつわる主要論点を俯瞰するのによい。WLBの現状、WLBを支援するための人事制度、社員のWLBを実現するための管理職の役割、欧州企業におけるWLB、時間意識を向上するための働き方革命、短時間勤務制度、残業削減などなど。印象論ではなく、エビデンスのある議論をするためのたたき台として。2013/05/24
D.Tsukamoto
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第2章 管理職の相対的な長時間労働2019/08/18