内容説明
楽しく生きよう男たち。多様な生き方を見つめなおし、変化の激しいこれからの社会を生き抜くために新たな処方箋を提示する。
目次
第1部 「男らしさ」のとらえ方(「男らしさ」への三次元アプローチ―楽しい「男らしさ」の社会学へ;「男らしさ」はどうとらえられてきたのか―「脱鎧論」を超えて)
第2部 自己=身体性―男たちの自己鍛錬(部族化するおしゃれな男たち―女性的な語彙と「男らしさ」の担保;男たちはなぜ闘うのか―格闘技競技者にみる「男らしさ」の現在)
第3部 集団=関係性―男たちの対人コミュニケーション(一人ぼっちでラグビーを―グローバル化とラグビー文化の実践;「男らしさ」の装着―ホストクラブにおけるジェンダー・ディスプレイ;「エッチごっこ」に向かう男たち―性風俗利用における「対人感度」)
第4部 社会=超越性―男たちのロマン(オーディオマニアと“ものづくりの快楽”―男性/技術/趣味をめぐる経験の諸相;なぜ鉄道は「男のロマン」になったのか―「少年の理想主義」の行方;ロック音楽の超越性と男性性―ピエール・ブルデューの相同性理論を基に)
「自分らしさ」から、とりあえずの「男らしさ」へ―ポピュラー文化からみた「男らしさ」の行方
著者等紹介
宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年生まれ。1990年東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、首都大学東京都市教養学部教授、博士(社会学)
辻泉[ツジイズミ]
1976年生まれ。2004年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、松山大学人文学部准教授、博士(社会学)
岡井崇之[オカイタカユキ]
1974年生まれ。2005年上智大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、法政大学社会学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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