出版社内容情報
摂食障害の経験をもつ女性の感情や気持に耳をかたむけ,その言葉を通じて,女性と性をとりまく問題を明るみに出す。ジェンダーという視点から摂食障害を解き明かす作業。
【目次】
序章 社会現象としての摂食障害
1 原因をめぐる論争
2 「女性の時代」と摂食障害
3 ジェンダーが摂食障害をつくる
4 インタヴュー調査にあたって
第1章 ジェンダーの呪縛
1 かわいい女の子でいたい
2 やせた女性が美しい
3 やせればよいことがある
4 私を認めてほしい
第2章 どのように「摂食障害」になるのか
1 ダイエットの社会的な意味
2 嘔吐の学習
3 摂食障害というアイデンティティ
4 悪循環の回路
第3章 摂食障害唐の脱出
1 生きる方向の発見
2 フェミニズムと出会う
3 脱出は解決の第一歩
第4章 女性誌からのメッセージ
1 二つの方向―解説型とルポルタージュ型
2 摂食障害になりやすいタイプ
3 正しいダイエット
4 女性身体の自己管理
5 自己発見の病という美化
第5章 女性身体の肯定へ
1 解釈という政治
2 「心の病」とフェミニズム
3 自己肯定と語りのよる回復
補論 摂食障害の原因をめぐる議論
1 母子関係原因論
2 文化・社会原因論
協力者プロフィール
インタヴュー募集のチラシ
あとがき
主要参考文献
索引
内容説明
摂食障害の経験をもつ女性の感情や気持に耳をかたむけ、その言葉を通して、女性と性をとりまく問題群を明るみに出す。
目次
序章 社会現象としての摂食障害
第1章 ジェンダーの呪縛
第2章 どのように「摂食障害者」になるのか
第3章 摂食障害からの脱出
第4章 女性誌からのメッセージ
終章 女性身体の肯定へ
補論 摂食障害の原因をめぐる議論
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