女はなぜやせようとするのか―摂食障害とジェンダー

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女はなぜやせようとするのか―摂食障害とジェンダー

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  • サイズ B6判/ページ数 249,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326651894
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C3038

出版社内容情報

摂食障害の経験をもつ女性の感情や気持に耳をかたむけ,その言葉を通じて,女性と性をとりまく問題を明るみに出す。ジェンダーという視点から摂食障害を解き明かす作業。

【目次】
序章 社会現象としての摂食障害
 1 原因をめぐる論争
 2 「女性の時代」と摂食障害
 3 ジェンダーが摂食障害をつくる
 4 インタヴュー調査にあたって

第1章 ジェンダーの呪縛
 1 かわいい女の子でいたい
 2 やせた女性が美しい
 3 やせればよいことがある
 4 私を認めてほしい

第2章 どのように「摂食障害」になるのか
 1 ダイエットの社会的な意味
 2 嘔吐の学習
 3 摂食障害というアイデンティティ
 4 悪循環の回路

第3章 摂食障害唐の脱出
 1 生きる方向の発見
 2 フェミニズムと出会う
 3 脱出は解決の第一歩

第4章 女性誌からのメッセージ
 1 二つの方向―解説型とルポルタージュ型
 2 摂食障害になりやすいタイプ
 3 正しいダイエット
 4 女性身体の自己管理
 5 自己発見の病という美化

第5章 女性身体の肯定へ
 1 解釈という政治
 2 「心の病」とフェミニズム
 3 自己肯定と語りのよる回復

補論 摂食障害の原因をめぐる議論
 1 母子関係原因論
 2 文化・社会原因論

協力者プロフィール
インタヴュー募集のチラシ

あとがき
主要参考文献
索引

内容説明

摂食障害の経験をもつ女性の感情や気持に耳をかたむけ、その言葉を通して、女性と性をとりまく問題群を明るみに出す。

目次

序章 社会現象としての摂食障害
第1章 ジェンダーの呪縛
第2章 どのように「摂食障害者」になるのか
第3章 摂食障害からの脱出
第4章 女性誌からのメッセージ
終章 女性身体の肯定へ
補論 摂食障害の原因をめぐる議論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シャーリー

9
結局のところルッキズムだよな。2022/06/26

みか

3
女性であれば、必ず一度は「痩せたい」と思うものです。雑誌やテレビでは、毎回ダイエット特集が組まれ、ダイエットのための製品情報が、常に私たちを取り巻いています。私たちは、なぜこれほどにも「痩せたい」と思うのでしょうか? 浅野氏の考えは、ダイエットをするのは、女性が容姿によって価値付けられ、社会に受け入れられるため。ダイエットの延長線上に摂食障害があり、心因ではなく、「女性はやせなければならない」という社会的メッセージ(=「女らしい身体であれ」という社会的圧力)の結果。 2007/05/07

りりり

0
「 女性らしい身体になりたい」、「 太っているより痩せている方がよい」と考え、ダイエットをする若い女性をジェンダーの視点からインタビューを通して解説されている。なぜ痩せている方がよいと考えるようになったかを考えさせられた。自分に自信がない、マスメディア(=社会と考える)による女性らしい体になれば周りから認めてもらえるのではないかと考える女性が増加している。「女らしさ」と「自分らしさ」が一致させることが出来ない葛藤。↑メモ2013/05/02

奈々

0
[メモ]摂食障害にはフェミニズムが有効

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