双書ジェンダー分析<br> 育児のジェンダー・ポリティクス

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双書ジェンダー分析
育児のジェンダー・ポリティクス

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  • サイズ A5判/ページ数 261p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326648726
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C3336

出版社内容情報

誰が育児をになっているのか。フランス、スウェーデン、日本の調査から育児をとおしてカップルが不平等な関係に陥るメカニズムや平等であろうとする可能性を探る。

夫が稼ぎ手役割をおりて育児主体になるという選択から妻が育児に専念するというタイプまで、<夫婦で育児>の4パターンを抽出、3ヵ国のなまの声をとりあげて育児のあり方を見つめる。保育学校を中心とする多彩な制度をもつフランス。きめ細かな育休制度やパパ月のあるスウェーデン。日本はこれからどうすればよいのか。具体的に考える。


序章 育児にひそむジェンダー・ポリティクス

Ⅰ 調査研究の枠組

第1章 育児とジェンダーをめぐる理論的課題
第2章 比較社会学の視点と方法
第3章 フィールドワークからの発見

Ⅱ 「夫婦で育児」の通文化的4種類

第4章 平等主義タイプ
第5章 役割逆転タイプ
第6章 女性の二重役割タイプ
第7章 男性の二重役割タイプ

Ⅲ ジェンダー・ポリティクス

第8章 平等主義タイプへの移行過程
第9章 世代間の変動
第10章 社会政策とカップルの戦略

終章  ジェンダー変革の困難と希望

参考文献
あとがき
索引

内容説明

育児を通じて男女の不平等が生み出されるのはなぜか。日本、フランス、スウェーデンの調査から“夫婦で育児”の肉声を伝え、これからの育児問題を解く鍵を示す。

目次

育児にひそむジェンダー・ポリティクス
1 調査研究の枠組(育児とジェンダーをめぐる理論的課題;比較社会学の視点と方法;フィールドワークからの発見)
2 「夫婦で育児」の通文化的4類型(平等主義タイプ;役割逆転タイプ;女性の二重役割タイプ ほか)
3 ジェンダー・ポリティクス(平等主義タイプへの移行過程;世代間の変動;社会政策とカップルの戦略 ほか)

著者等紹介

舩橋惠子[フナバシケイコ]
1949年神奈川県に生まれる。1979年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。静岡大学人文学部教授/社会学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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katoyann

22
スウェーデン、フランス、日本の三カ国96人にインタビュー調査を行い、各国の家族福祉制度を比較しながら、男性の育児の実態を分析した社会学の研究書。スウェーデンは1974年に「両性に開かれた育児休業」制度を創設し、休業保障も手厚く整えるなど、福祉国家として育児のサポートが充実している社会であるため、男性も育児に参加するのが普通である。フランスは教育費や家族手当を受給することで育児を充実させている。翻って日本は育児の責任を家族、それも女性個人の負担にしており、男性の育児参加も遅れている。平等への道は遠すぎる。2022/02/23

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