出版社内容情報
もう一つのアメリカとも言える21世紀アメリカの社会問題を、長年アメリカに居住しそれらを直に体験した社会学者が平易に解説。
多くの日本人が興味を持つアメリカ社会は「米一極集中」と言われ、「強いアメリカ」像をイメージする。しかし、本当にそうなのだろうか。むしろ、グローバルな情報社会に生きる普通のアメリカ人の日常生活は、数々の社会問題との苦闘の連続である。本書は正しくアメリカを理解するための必読書といえる。
序章 アメリカ社会の正しい理解へ向けて
第Ⅰ部 アメリカ社会と社会問題
第1章 統一性と多様性
第2章 社会問題と理論的枠組み
第Ⅱ部 不平等社会と差別の問題
第3章 社会的階層と社会移動
第4章 貧困
第5章 人種と民族
第6章 偏見と差別
第7章 ジェンダーと性差別
第8章 ヒューマン・セクシュアリティ
第9章 身体障害者
第Ⅲ部 家族と教育の問題
第10章 高齢者と介護
第11章 高齢者虐待
第12章 家族の問題
第13章 家庭内暴力──社会問題としてのライフサイクル的視点と社会学的考察
第14章 教育
第Ⅳ部 犯罪の問題
第15章 安楽死・尊厳死
第16章 犯罪・トラフィキング・メディアヴァイオレンス
第17章 新しいタイプのテロリズム
第Ⅴ部 グローバル社会の社会問題
第18章 健康・病・AIDS
第19章 人口の問題
第20章 未来
索引
内容説明
多くの日本人が「強いアメリカ」像をイメージするアメリカ社会。しかし、本当にそうなのだろうか。長年アメリカに居住し直に体験した社会学者がアメリカの社会問題を平易に解説する。
目次
アメリカ社会の正しい理解へ向けて
第１部 アメリカ社会と社会問題（統一性と多様性；社会問題と理論的枠組み）
第２部 不平等社会と差別の問題（社会的階層と社会移動；貧困；人種と民族；偏見と差別；ジェンダーと性差別；ヒューマン・セクシュアリティ；身体障害者）
第３部 家族と教育の問題（高齢者と介護；高齢者虐待；家族の問題；家庭内暴力―社会問題としてのライフサイクル的観点と社会学的考察；教育）
第４部 犯罪の問題（安楽死・尊厳死；犯罪・トラフィキング・メディアヴァイオレンス；新しいタイプのテロリズム）
第５部 グローバル社会の社会問題（健康・病・ＡＩＤＳ；人口の問題；未来）
著者等紹介
熊谷文枝［クマガイフミエ］
１９４３年生。１９７６年アメリカニューハンプシャー大学大学院社会学部博士課程卒業（Ｐｈ．Ｄ．、社会学博士）
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