出版社内容情報
従来政治学の対象であった領域の問題に経済学的な手法を応用する「公共選択論」の初学者向け標準的教科書、待望の復刊。
公共選択論とはどのような学問であるかを、その対象領域や思想背景などを示して概説するとともに、選挙や地方自治などの事例をもとに具体的に論じ、公共選択論の課題や今後の展望を示す。
三嶺書房版『入門公共選択』の復刻・継続出版である。
第Ⅰ部 公共選択総論
第1章 公共選択学派の登場
第2章 公共選択とはなにか
第3章 なぜ囚人のディレンマが起きるか
第4章 どうやって決めるか──公共選択のルール
第5章 大きな政府──政府はなぜ大きくなるのか
第Ⅱ部 公共選択各論
第6章 政治家、有権者そして選挙
第7章 官僚は“召し使い”にならない
第8章 地方自治の公共選択
第9章 レントシーキング社会は進行する
──たかり社会のゼロサムゲームからマイナスサムゲームへ
第10章 マクロ経済政策の政治的要因
第Ⅲ部 今後の展望
第11章 公共選択と制度改革
第12章 公共選択論の新課題と発展
索引
内容説明
公共選択論とはどのような学問であるか。従来政治学の対象であった領域の問題に経済学的な手法を応用する「公共選択論」の初学者向けテキスト。その対象領域や思想背景などを概説するとともに、選挙や地方自治などの具体的事例を示し、公共選択論の課題や今後の展望を示す。
目次
第1部 公共選択総論(公共選択学派の登場;公共選択とはなにか;なぜ囚人のディレンマが起きるか ほか)
第2部 公共選択各論(政治家、有権者そして選挙;官僚は“召し使い”にならない;地方自治の公共選択 ほか)
第3部 今後の展望(公共選択と制度改革;公共選択論の新課題と発展)