経済停滞の原因と制度

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経済停滞の原因と制度

  • 林 文夫【編】
  • 価格 ¥4,950(本体¥4,500)
  • 勁草書房(2007/01発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 348p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326548514
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3333

出版社内容情報

長期にわたる日本経済の経済停滞(いわゆる「失われた10年」)を需要側の要因、供給側の要因から実証分析し、その実態、原因および結果について考察する。

総 論 林文夫
 1.問題は,供給なのか,需要なのか?
 2.TFPの成長率は90年代に低下したか?
 3.失われた90年代論の問題点
 4.DGEモデルとSVARによる実証分析
 5.労働市場のミクロ実証分析
 6.金融の機能不全
 7.財政政策の評価
 8.政策提言
 9.残された課題

第1章 日本の「失われた10年」の原因 チャールズ・ユウジ・ホリオカ
      ――家計消費の役割――
 1.はじめに
 2.GDP成長の要因分析
 3.家計消費の停滞の原因
 4.需要側の要因と供給側の要因
 5.おわりに

第2章 日本における生産性と景気循環  宮川努・櫻川幸恵・滝澤美帆
      ――産業データによる分析――
 1.はじめに
 2.生産性の循環に関する基本的な推計
 3.労働時間は技術ショックによって減少するか?
 4.どのモデルが日本経済を説明するのに適切か:
   価格硬直モデルvs.労働再配分モデル
 5.結論と政策的含意
 補論 データの作成方法について

第3章 失われた10年にTFP上昇はなぜ停滞したか 権赫旭・深尾京司 
     ――製造業企業データによる実証分析――
 1.はじめに
 2.TFP上昇率は1990年代に本当に低下したか
 3.製造業におけるTFP上昇の分解分析
 4.企業間TFP格差は広がったか
 5.おわりに
 補論A GDPベースのTFPとGNPベースのTFPの違い
 補論B 実証分析に利用したデータについて
 補論C 上位企業と下位企業間における企業の平均特性の産業別比較

第4章 日本経済の生産性の成長率 林文夫
      ――IT資本の役割――
 1.はじめに
 2.多部門生産勘定
 3.部門と資産の集計
 4.おわりに

第5章 投資ショックと日本の景気変動 R. アントン・ブラウン・塩路悦朗
 1.はじめに
 2.カリブレーション分析
 3.VARによる分析
 4.おわりに
 補論 動学的マクロ経済モデルと中立ショック,投資ショック

第6章 失われた10年における日本の金融政策 R. アントン・ブラウン・脇雄一郎
 1.はじめに
 2.モ デ ル
 3.カリブレーション/シミュレーション
 4.結  果
 5.おわりに
 補論 モデルの解法

第7章 日本における金融政策の効果 井上智夫・沖本竜義
      ――構造変化の可能性を考慮に入れた再検証──
 1.はじめに
 2.モデルと推定法
 3.実証分析
 4.おわりに
 補論A ギブス・サンプラーの詳細
 補論B データ

第8章 新規高卒者の労働市場 有賀健
 1.はじめに
 2.新規高卒者の労働市場の変化
 3.モデルとデータ
 4.計量分析
 5.おわりに

第9章 企業内訓練と人的資源管理策 黒澤昌子・大竹文雄・有賀健
      ――決定要因とその効果の実証分析――
 1.はじめに
 2.訓練と人的資源管理策に関するアンケート調査
 3.計量分析
 4.日本の企業内訓練の今後:結論にかえて

第10章 労働供給の賃金弾力性 大竹文雄・竹中慎二・安井健悟
       ――仮想的質問による推定――
 1.はじめに
 2.アンケート調査の概要
 3.弾力性の計測方法
 4.各属性による弾力性の比較
 5.おわりに
 補論A アンケート調査における質問文
 補論B

第11章 夫の離職と妻の労働供給 小原美紀
 1.はじめに
 2.先行研究と分析モデル
 3.『消費生活に関するパネル調査』1993~2004年
 4.夫の失業と妻の労働供給
 5.おわりに

索引

内容説明

長期にわたる日本経済の経済停滞(いわゆる「失われた10年」)を需要側の要因、供給側の要因から実証分析し、その実態、原因および結果について分析する。

目次

総論
日本の「失われた10年」の原因―家計消費の役割
日本における生産性と景気循環―産業データによる分析
失われた10年にTFP上昇はなぜ停滞したか―製造業企業データによる実証分析
日本経済の生産性の成長率―IT資本の役割
投資ショックと日本の景気変動
失われた10年における日本の金融政策
日本における金融政策の効果―構造変化の可能性を考慮に入れた再検証
新規高卒者の労働市場
企業内訓練と人的資源管理策―決定要因とその効果の実証分析
労働供給の賃金弾力性―仮想的質問による推定
夫の離職と妻の労働供給

著者等紹介

林文夫[ハヤシフミオ]
ハーバード大学Ph.D.、ノースウェスタン大学助教授、筑波大学助教授、大阪大学助教授、ロンドン大学客員教授、ペンシルバニア大学教授、コロンビア大学冠講座教授、ハーバード大学客員教授を経て、東京大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。